<博多金塊捜査情報>愛知県警3人が漏えいか 容疑者側に
2017/6/3(土) 6:00配信
福岡市博多区で昨年7月、警察官を装った男らに7億6000万円相当の金塊が盗まれた事件で、愛知県警の少なくとも3人の警察官が逮捕前の容疑者側に捜査情報を漏らした疑いがあることが2日、捜査関係者らへの取材で分かった。いずれも事件の捜査には直接関わっていなかったとみられる。福岡、愛知両県警はこれらの警察官と容疑者側との関係や具体的なやりとりについて調査している。
捜査関係者らによると、福岡県警は今年に入って通信傍受法に基づき容疑者側の携帯電話の通話内容を傍受していた。その過程で、愛知県警の少なくとも3人の警察官と話していたことが判明。その内容などから、福岡県警が3月上旬に東京都内の容疑者の関係先を家宅捜索する情報などが事前に漏れていた可能性もあるという。3人は組織犯罪や暴力団の捜査経験があり、現在は警察署などで勤務している。
また、福岡県警が傍受した容疑者の中には首謀者の一人とされる野口和樹容疑者(42)が含まれていた。少なくとも今年3月2〜10日に計47回にわたり携帯電話の会話を傍受していた。通話相手の大半は事件で逮捕された別の容疑者や知人だったが、氏名不詳者との通話も計10回あった。
事件は昨年7月8日午前9時半ごろ発生。福岡市博多区博多駅東1のビル1階で、警察官風の服を着た男らが貴金属会社役員の男性らに「警察、警察」などと声をかけ、男性が売却するために持っていた金塊160キロなどを車に積んで逃走した。
通信傍受は他の捜査手法では容疑者を特定できない場合などに限り、裁判所の令状に基づき電話や電子メールを傍受できる。2000年8月の通信傍受法施行時の対象犯罪は薬物犯罪や組織的殺人など4類型だったが、法改正を受けて昨年12月から、詐欺や窃盗など9類型が加わった。
愛知県警では13年9月、指定暴力団山口組弘道会と密接な関係にあった風俗店グループの実質経営者に捜査情報を漏らしたとして、殺人事件などを担当する捜査1課の警部が地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕される事件もあった。【宮崎隆、柿崎誠】
◇「警察がマーク」野口直樹容疑者
事件のもう一人の首謀者とみられる野口直樹容疑者(43)は、被害者側に示談金を払うことを条件に被害届を取り下げるようもちかけた際、警察の捜査が迫っていることを強調して交渉を進めようとしていた。毎日新聞が関係者から入手した音声データには、野口容疑者が示談交渉で「警察にマークされている」と話し、捜査情報を得ていることをうかがわせる発言をしていた。
関係者によると、音声データは2本あり、3月上旬と同月中旬に分けて録音されたとみられる。いずれも野口容疑者と被害者側代理人と称する人物2人が電話で示談交渉する様子が記録されている。
1本目のデータでは、野口容疑者とみられる人物が「警察にマークされている。現時点で1000万円しか用意できていない」と示談金額を提示。代理人とみられる人物は野口容疑者らが逮捕されて被害金が弁済されなくなることを懸念し、頭金を払えば示談に応じる姿勢を示している。
2本目では、野口容疑者とみられる人物が「実行犯だけで(事件を起こすことは)不可能。リーク情報でやった仕事だ」と主張。金塊の取引情報を漏らした情報提供者を教える代わりに示談に応じるよう提案。代理人とみられる人物は「情報をもらって『本当の加害者』への(被害金の)請求につながれば(裁判で)情状酌量に協力する」と応じている。
被害会社の実質的経営者の男性(41)は知人を介して示談を持ち掛けられたことは認めた上で「交渉には応じなかった。すぐに警察に伝えた」と話した。【宮崎隆】
◇漏えいの見返り、別事件の情報…和樹容疑者
野口和樹容疑者の弁護士は2日夜、接見後に報道陣の取材に応じ、和樹容疑者が「事件が報道された昨年12月以降、愛知県警の捜査員から『お前らの名前が挙がってる。調べるみたいだ』と聞いた」と話していることを明らかにした。弁護士によると、この捜査員とは携帯電話などでやりとりしたといい、捜査員の名前や所属は話していない。元々の知り合いで、捜査情報を漏らしてもらった見返りに別の事件の情報を教えたという。
参照元 : 毎日新聞
金塊盗難 愛知県警の警察官から捜査情報漏れた疑いも
2017/6/3(土) 6:00配信
福岡市博多区で昨年7月、警察官を装った男らに7億6000万円相当の金塊が盗まれた事件で、愛知県警の少なくとも3人の警察官が逮捕前の容疑者側に捜査情報を漏らした疑いがあることが2日、捜査関係者らへの取材で分かった。いずれも事件の捜査には直接関わっていなかったとみられる。福岡、愛知両県警はこれらの警察官と容疑者側との関係や具体的なやりとりについて調査している。
捜査関係者らによると、福岡県警は今年に入って通信傍受法に基づき容疑者側の携帯電話の通話内容を傍受していた。その過程で、愛知県警の少なくとも3人の警察官と話していたことが判明。その内容などから、福岡県警が3月上旬に東京都内の容疑者の関係先を家宅捜索する情報などが事前に漏れていた可能性もあるという。3人は組織犯罪や暴力団の捜査経験があり、現在は警察署などで勤務している。
また、福岡県警が傍受した容疑者の中には首謀者の一人とされる野口和樹容疑者(42)が含まれていた。少なくとも今年3月2〜10日に計47回にわたり携帯電話の会話を傍受していた。通話相手の大半は事件で逮捕された別の容疑者や知人だったが、氏名不詳者との通話も計10回あった。
事件は昨年7月8日午前9時半ごろ発生。福岡市博多区博多駅東1のビル1階で、警察官風の服を着た男らが貴金属会社役員の男性らに「警察、警察」などと声をかけ、男性が売却するために持っていた金塊160キロなどを車に積んで逃走した。
通信傍受は他の捜査手法では容疑者を特定できない場合などに限り、裁判所の令状に基づき電話や電子メールを傍受できる。2000年8月の通信傍受法施行時の対象犯罪は薬物犯罪や組織的殺人など4類型だったが、法改正を受けて昨年12月から、詐欺や窃盗など9類型が加わった。
愛知県警では13年9月、指定暴力団山口組弘道会と密接な関係にあった風俗店グループの実質経営者に捜査情報を漏らしたとして、殺人事件などを担当する捜査1課の警部が地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕される事件もあった。【宮崎隆、柿崎誠】
◇「警察がマーク」野口直樹容疑者
事件のもう一人の首謀者とみられる野口直樹容疑者(43)は、被害者側に示談金を払うことを条件に被害届を取り下げるようもちかけた際、警察の捜査が迫っていることを強調して交渉を進めようとしていた。毎日新聞が関係者から入手した音声データには、野口容疑者が示談交渉で「警察にマークされている」と話し、捜査情報を得ていることをうかがわせる発言をしていた。
関係者によると、音声データは2本あり、3月上旬と同月中旬に分けて録音されたとみられる。いずれも野口容疑者と被害者側代理人と称する人物2人が電話で示談交渉する様子が記録されている。
1本目のデータでは、野口容疑者とみられる人物が「警察にマークされている。現時点で1000万円しか用意できていない」と示談金額を提示。代理人とみられる人物は野口容疑者らが逮捕されて被害金が弁済されなくなることを懸念し、頭金を払えば示談に応じる姿勢を示している。
2本目では、野口容疑者とみられる人物が「実行犯だけで(事件を起こすことは)不可能。リーク情報でやった仕事だ」と主張。金塊の取引情報を漏らした情報提供者を教える代わりに示談に応じるよう提案。代理人とみられる人物は「情報をもらって『本当の加害者』への(被害金の)請求につながれば(裁判で)情状酌量に協力する」と応じている。
被害会社の実質的経営者の男性(41)は知人を介して示談を持ち掛けられたことは認めた上で「交渉には応じなかった。すぐに警察に伝えた」と話した。【宮崎隆】
◇漏えいの見返り、別事件の情報…和樹容疑者
野口和樹容疑者の弁護士は2日夜、接見後に報道陣の取材に応じ、和樹容疑者が「事件が報道された昨年12月以降、愛知県警の捜査員から『お前らの名前が挙がってる。調べるみたいだ』と聞いた」と話していることを明らかにした。弁護士によると、この捜査員とは携帯電話などでやりとりしたといい、捜査員の名前や所属は話していない。元々の知り合いで、捜査情報を漏らしてもらった見返りに別の事件の情報を教えたという。
参照元 : 毎日新聞
金塊盗難 愛知県警の警察官から捜査情報漏れた疑いも
2017年6月2日 12時06分
去年7月、福岡市でおよそ7億5000万円分の金塊が盗まれて名古屋市の男など10人が逮捕された事件の捜査をめぐり、愛知県警の複数の警察官らが、逮捕される前の一部の容疑者と電話で連絡を取っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、捜査に関する情報が漏れた疑いもあると見て調べています。
去年7月、福岡市の博多駅前で、貴金属取引会社の男性らが運んでいたおよそ7億5000万円分の金塊が警察官を装う男らにアタッシェケースごと盗まれた事件では、名古屋市の会社役員、野口和樹容疑者(42)など合わせて10人が逮捕されています。
捜査関係者によりますと、この事件の捜査をめぐって、福岡県警察本部が、法律に基づいて逮捕前の容疑者らの携帯電話での通話を傍受していたところ、愛知県警の複数の警察官らが容疑者の一部と電話で連絡を取っていたことがわかったということです。
連絡を取っていたのは、ことし3月に容疑者の関係先が捜索を受けた時期の前後だったということです。福岡県警は、捜査に関する情報が漏れた疑いもあると見て詳しいいきさつを調べています。
一方、愛知県警察本部の監察官室は「詳しい事実関係について調査を始める」としています。
参照元 : NHKニュース
警察が容疑者に...捜査情報漏えいか
2017/6/2(金) 20:50配信
福岡市で2016年、7億5,000万円相当の金塊が盗まれた事件で、あってはならない、まさかの疑惑が浮上した。逮捕前、容疑者の1人と警察官が、電話でやり取りをしていたことが発覚。捜査情報が漏れていた可能性が出ている。
事件発生から、およそ11カ月。逃走を続けていた男。白昼、カーチェイスの末の逮捕。事件は、一気に収束するかに思われた。
福岡市で2016年7月、7億5,000万円相当の金塊が盗まれた事件。これまで、窃盗などの疑いで、10人が逮捕されていた。
捜査関係者によると、愛知県警とともに捜査にあたっていた福岡県警が、2017年3月上旬、事件の首謀者とみられる野口和樹容疑者(43)の携帯電話を傍受。
その中で、愛知県警の複数の警察官と、容疑者グループの1人が、連絡を取っていたことが確認されたという。
その内容は。
「名前が把握されている」
「逮捕は間近」
あってはならない、警察による容疑者への、情報の漏えい。
実は、愛知県警をめぐっては、4年前にも。
2013年、愛知県警は会見で「警察官がこのような事件を引き起こし、県民の皆さまに深くおわびいたします」と述べていた。
指定暴力団山口組弘道会の関係者に捜査情報を漏らしたとして、当時の捜査一課の警部が、地方公務員法違反の疑いで逮捕。
警察と暴力団との癒着が、問題となっていた。
街の人は、「えーウソ、最低。そんなこと、絶対ないと思ってましたから」、「あきれてモノが言えん。常識から考えて」、「近ごろ、そういうニュースが多いので、ちょっと納得いかない」と話した。
今回、名古屋市内で逮捕され、福岡に輸送された、事件の首謀者とみられる野口和樹容疑者の兄、直樹容疑者(43)。
東海テレビ・鈴木一輝記者は「野口兄弟は、警察から窃盗などの犯罪行為を繰り返す集団として認識されていて、特定の暴力団幹部と親しくしていることも、警察は把握していた」と話した。
野口容疑者と弟の和樹容疑者は、弘道会一部組員と親しく、いわゆる「半グレ」と呼ばれる不良グループを率いていたという。
鈴木記者は「当然、警察も彼らの動向を把握しなければいけないので、お互いの連絡先を知る間柄にあった捜査員もいたと聞いている」と話した。
しかし、そんなにたやすく警察から捜査情報を入手できるものなのだろうか。
元暴力団関係者は、「結構教えてくれる。(捜査情報は)どこからか漏れています。必ず」と述べた。
およそ7億円相当の金塊窃盗事件をめぐって浮上した、愛知県警の警察官による、捜査情報の漏えい疑惑。
元暴力団関係者は、警察からの情報漏えいについて、「逮捕された時にお世話になった刑事さんと、結構仲良くなる。たまに食事したりとか、いろいろな情報もやりとりする。ヤクザからすると、全然当たり前。『どうなの?』というのは絶対聞きますし、四六時中、連絡を取り合っています。今回みたいに情報漏えいうんぬんと出たりすると、『(情報は)うちから出ていない。ほかの警察署から出た』と。知ったことではない、ほかのところの情報は教える。それは自分の手柄でも何でもないし」と話した。
今回、警察官と容疑者が連絡を取っていたという事実は、愛知県警も把握していて、警察官から捜査情報が漏えいした可能性もあるとみて、調べる方針。
参照元 : FNNニュース
<博多金塊窃盗>捜査情報漏えいか 愛知県警、複数の警官 逮捕前、容疑者に
2017/6/2(金) 9:32配信
福岡市のJR博多駅近くで昨年7月、警察官を装った複数の男に約7億6千万円相当の金塊が盗まれ、福岡、愛知両県警が窃盗容疑などで10人を逮捕した事件で、愛知県警の複数の警察官が逮捕前の容疑者側に捜査情報を漏らしていた疑いがあることが1日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は今回の捜査で容疑者らの携帯電話を通信傍受しており、その中で警察官との通話を確認した。福岡県警はこのことを愛知県警側に伝えた。
捜査関係者によると、通信傍受で少なくとも2人の警察官が容疑者の一部と連絡を取っていたことが分かったという。容疑者が通話の中で警察官から入手した情報は、福岡県警が家宅捜索に入る時期だったことも判明。情報を漏らした疑いのある警察官の具体名も挙がっているという。
事件の主犯格とみられる野口直樹容疑者(43)は逮捕前の今年3月ごろ、被害に遭った貴金属店の実質的経営者側に被害届を取り下げるよう示談交渉を持ち掛けており、警察官からもたらされた情報を基に、逮捕を免れようと画策した可能性がある。
愛知県警を巡っては2013年9月、指定暴力団山口組弘道会の周辺者に捜査情報を漏らしたとして、県警捜査1課の警部が地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕された。情報を漏らした相手の男は当時、名古屋市を中心とした風俗店やキャバクラの実質的経営者で弘道会の有力な資金源とみられており、警察と暴力団との癒着が大きな問題となった。
野口容疑者と弟の和樹容疑者(42)も同市を拠点に活動する「半グレ」と呼ばれる不良集団のリーダー格といい、弘道会との関わりが取り沙汰されている。
事件は昨年7月に発生。被害男性らが金塊を売却するため、JR博多駅近くの貴金属店に向かっていたところ、警察官を名乗る6人の男から約160キロの金塊が入ったアタッシェケースを盗まれた。
参照元 : 西日本新聞
愛知県警情報漏洩か? 金塊窃盗容疑者に?
2017/6/2(金) 18:32配信
捜査情報の漏えい疑惑です。
福岡市で7億6000万円相当の金塊が盗まれた事件で、愛知県警の複数の警察官が、犯行グループ側に捜査情報を漏らしていた疑いのあることがわかりました。
この事件は去年7月、福岡市のJR博多駅前で、およそ7億6000万円相当の金塊が男らに盗まれたもので、名古屋市千種区の野口和樹容疑者(42)と兄の直樹容疑者(43)ら10人が逮捕されました。
その後の捜査関係者への取材で、愛知県警の巡査部長ら少なくとも3人が逮捕前、野口容疑者らと連絡を取り、うち少なくとも1人が捜査情報を漏らしていた疑いのあることがわかりました。
福岡県警が、容疑者らの携帯電話の通信を傍受し、発覚したということで、通話が確認されたのは、福岡県警が名古屋市の関係先に家宅捜索に入る時期でした。
愛知県警は「詳しい事実関係をしっかり調査している」とコメントし、捜査情報の漏えいがあったのかどうかを含め経緯を調べています。
愛知県警では、捜査一課の元警部が暴力団関係者に捜査情報を漏らした罪で2年前に有罪判決を受けていて信頼回復が叫ばれていました。
参照元 : CBCテレビ
ここまでやっても懲戒にはならずに依願退職で水を濁すんだろうなぁ。つーか上層部の指示で組織ぐるみで支援してたってことはないのか? / “金塊盗難 捜査情報漏れた疑いも 愛知県警の複数の警察官から | NHKニュース” https://t.co/6hqPuiVOVl
— でかいの (@dekaino) 2017年6月3日
金塊盗難 愛知県警の警察官から捜査情報漏れた疑いも | NHKニュース https://t.co/KP3t9jkMgX
— yumico saca (@SacaYumico) 2017年6月2日
…《綱紀粛正に努めるとしてきましたが》全然努めてなかった訳ね…愛知県警、腐り果ててんな…
つまり博多で起きた金塊強盗には、暴力団と警察の癒着が
— fumiotan❤JAPAN (@fumiotan23) 2017年6月2日
裏にあったということではないか
トップニュースレベルの汚職ですよ#金塊 #福岡 #愛知県警 #情報漏洩 #山口組
金塊盗難 愛知県警の警察官から捜査情報漏れた疑いもhttps://t.co/FAkfS6yReI
警察も怪しいね。
— 山田信雄 (@yamada_nxb) 2017年6月2日
広島の事件はどうなったんだ。
金塊盗難 愛知県警の警察官から捜査情報漏れた疑いも | NHKニュース https://t.co/Z7myxsO7qk
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