<大阪・介護殺人>87歳と70歳両親に懲役3年の実刑判決

2016年7月14日(木)23時33分配信

1196340059

◇統合失調症の長女を心中目的で絞殺

大阪府交野市の自宅で昨年11月、統合失調症の長女(当時43歳)を心中目的で絞殺したとして、殺人罪に問われた高齢の両親の裁判員裁判で、大阪地裁は14日、2人に懲役3年(ともに求刑・懲役7年)を言い渡した。西野吾一裁判長は、両親は長女の長期間の世話で精神的に追い詰められていたと認定。殺人罪の法定刑の下限(5年)から刑を減軽した。

一方、西野裁判長は「具体的な打開策を講じておらず、やむを得ない犯行とまでは言えない」と述べ、弁護側が求めた執行猶予付き判決は選択しなかった。

両親は江口和彦(87)と和美(70)の両被告。判決によると、2人は約20年続いた長女の浪費で貯蓄が底を突きかけたことや日ごろの言動から、将来を悲観。昨年11月18日ごろ、自宅で寝ていた長女の顔をハンマーで殴り、ベルトで首を絞めて窒息死させた。

2人は同21日、大阪府貝塚市の海で自殺を図ったが、釣り人に発見された。【三上健太郎】

参照元 : 毎日新聞


神疾患ある長女に「金遣いが荒く年金使われ…」殺害容疑で高齢夫妻を再逮捕 大阪・交野

2015.12.2 15:29

長女(43)の顔をハンマーで殴るなどして殺害したとして、大阪府警交野署は2日、殺人容疑で同府交野市倉治の無職、江口和彦容疑者(87)と妻の和美容疑者(70)を再逮捕した。いずれも容疑を認め、「娘は金遣いが荒く、自分たちの年金を使ってしまい生活が苦しくなった。注意すると手がつけられなかった」と供述しているという。

再逮捕容疑は11月18日、自宅の和室で、寝ている長女の顔をハンマーで殴った上、ベルトで首を絞めて殺害したとしている。長女の死因は窒息とみられる。

同署によると、長女には精神疾患があり、2人は「自分たちも死ぬつもりだった」と供述。11月21日午前、同府貝塚市の岸壁で海中に転落しそうになっている軽ワゴン車の中から消防に救助され、死体遺棄容疑で逮捕されていた。

参照元 : 産経新聞


▼ネットユーザーの反応

この両親の気持ちがよくわかる。
今までよく頑張っていたと思う。
自分の身内が統失で、自分は距離を置いてるが両親は精神的にぼろぼろです。
暴れたり、暴言を吐いたり、家族内だけではなく近所に怒鳴りこんだり
外できちがいのふるまいをするんだよ。
この両親は、何回かその娘に殺されかけたり骨折させられたりしたと思う
この両親はがんばったと思うよ