【閲覧注意】性格が奇形を凌駕する ― 鼻がなく、皮膚もただれた人気者=ブラジル

2016.01.23

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未成熟なところだと、小学生が同級生に対して「太っているから」「貧乏だから」「親がシングルだから」といった理由で、一歩引いた状態で接し、場合によってはいじめにつながることすらある。恐らくは、対象者が自分とは違うから、特異だから、平均的でないから、特別な対応をしてしまうのだろう。大人になれば頭脳やコミュニケーション能力も発達し、自然と「いじめはいけませんよ」「平等に接しましょう」という言葉が出てくるようにもなるが、それでもすべての人と平等に接することは難しい。とかく、病人に対しては顕著だ。

特に奇病、難病などの大病を患う人に対しては、直感的に強く拒否反応を示してしまうのが正直なところだろう。「同じ人間だから」と頭では理解していても、握手、会話など、ふだん当たり前にできることができなくなってしまう。無論、慈愛の精神が強く、何ごともないかのように接することができる人もいるが、多くの人はそうではない。それは日本のみならず、世界各地で見られることであり、酷いところだと迫害するケースまである。そんな世の中である以上、自然と奇病、難病などを患う人は肩身の狭い思いをしており、性格も閉鎖的になりがちだ。しかし、そんなことがまるで当てはまらない妙に明るい人も存在する。

ブラジル・サンパウロに住むMarcio Jardelさんは、いくつもの奇形を持って生まれてきた。皮膚は恐竜やトカゲのようであり、顔はSF映画の特殊メイクのよう。さらに、鼻を持たないのか、皮膚のただれにより呼吸困難となってしまっているのか、顔の中心部にはプラスチック製の管のようなものが……。その見てくれは、あまりに完璧ないびつさゆえ、ネットでは「偽物」「作り物」「マスク」など、疑惑の声も上がっている。

ただ、Marcio Jardelさんは自身のFacebookにさまざまな写真をアップしており、決して負い目を感じているようには見えない。それどころか、老若男女、多くの人と写真を撮り、Marcio Jardelさんも、一緒に写る人もみな、一様に笑顔だったりする。サンパウロの街でも、普通に受け入れられている様子。Marcio Jardelさんは、日本でいうところのリア充だ。

性格が奇形を凌駕し、愛される存在となっているMarcio Jardelさん。8月に開催されるリオデジャネイロ五輪に彼が登場するようなことがあれば、健常者とそうでない人の間に作られてしまっている壁に、何かしらの変化をもたらすかもしれない。

(文=平正雄)

■ブラジルのリア充、Marcio Jardelさん

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参考:「Bam Margera」ほか

参照元 : TOCANA


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