拒否します…自分のマイナンバー、ブログで公開

2015年10月28日 08時01分

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今月から始まった共通番号(マイナンバー)制度で、千葉県内の男性が自身の番号をインターネット上で公開していたことが分かった。

国の第三者機関「特定個人情報保護委員会」は27日、マイナンバー法違反の疑いがあるとして、男性とサイト運営会社に対して文書で削除を要請した。同法では必要な手続きを除き、他人に番号を知らせることを禁じており、同委による削除要請は初めて。

同委などによると、男性は、19日付の自分のブログに番号を明記するとともに、番号が記載された住民票の画像を掲載した。男性のブログには、「番号制度を拒否します」などと書かれている。

同委が男性のブログを見つけた後、男性の住む自治体からも同委事務局に連絡があり、発覚した。

参照元 : 読売新聞

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マイナンバー記載の証明書 別人に誤交付

2015年10月27日 14時38分

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全国の自治体でマイナンバーを巡る事務処理ミスが相次ぐなか、26日、横浜市の鶴見区役所で、世帯全員のマイナンバーが記載された転出証明書を誤って別の住民に交付するミスがあったことが分かりました。

横浜市鶴見区によりますと、26日午後4時ごろ、区役所の窓口で転出届を出した住民の転出証明書を、誤って同じ手続きをした別の住民に交付したということです。

転出証明書には今月5日からマイナンバーを記載することになっていて、誤って交付した書類には世帯3人分のマイナンバーのほか、氏名や転出先の住所などが書かれていました。

住民からの指摘でミスに気が付いた区役所は、誤って交付した住民に連絡を取り、およそ2時間後に転出証明書を回収したということです。横浜市はミスを謝罪したうえで、今後、漏えいした3人のマイナンバーを変更する手続きを取ることにしています。

横浜市鶴見区戸籍課の青木恵子課長は「市民の関心が高いマイナンバー制度や公務員の信頼を失う結果になってしまい、大変申し訳ありません。今後は本人確認を徹底するなど、再発防止に努めます」と話しています。

参照元 : NHKニュース