「脱原発テント」蹴飛ばした右翼の男15人を書類送検

2015/08/10 23:49
 
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東京・千代田区で、経済産業省前に設置された「脱原発テント」を集団で蹴るなどしたとして、右翼団体の男15人が警視庁公安部に書類送検されました。

23歳から67歳の男15人は3月、千代田区の経済産業省前で市民団体が設置した脱原発テントを蹴り、揺さぶるなどしたうえ、中にいた数人に「とっとと出て行け」などと脅した暴力行為等処罰法違反の疑いが持たれています。警視庁公安部によりますと、男らは街宣車15台でテント前に乗り付け、付近に置いていたソーラーパネルやブロックをテントの屋根に投げ付けたということです。

男らは、「裁判で負けたのに出て行かないからやった」と話しています。脱原発テントを巡っては、事件の3日前に東京地裁が強制撤去を命じましたが、市民団体が500万円の供託金を支払っていて、東京高裁の判決が出るまで強制撤去を停止する決定が出ています。

参照元 : テレ朝ニュース