大阪の女性死亡、「子どもがドア叩くので文句言った」

2015年5月28日11:36

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大阪府豊中市で27日、33歳の女性が同じマンションに住む男に刃物で切りつけられ死亡した事件で、男が「女性の子どもが玄関のドアを叩くので、数日前に文句を言った」などと供述していることが分かりました。

殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された大阪府豊中市の無職・上原亮宏容疑者(53)は27日、マンションの同じ階に住む滝畠裕美さん(33)とエレベーターで乗り合わせ、降りたところで、突然、刃物で切りつけたということです。

当時、一緒にいた1歳の長男は無事でしたが、滝畠さんは左首や腹などを切られ、死亡しました。

「若かったけど、すごくいいお嫁さん。気のつくね」(滝畠さんの義理の母)
「短すぎるわ、知りあってから。あんなええ子やったのに」(滝畠さんの義理の父)

取り調べに対し、上原容疑者は「滝畠さんの子どもが玄関のドアを叩くので、数日前に文句を言いに行った」などと供述する一方、「ストーカーをされ、カメラで監視されていた」と意味不明なことを話していて、警察は刑事責任能力の有無についても慎重に調べています。

参照元 : TBSニュース




被害女性は妊娠数カ月 傷30カ所以上、明確な殺意か

2015.5.28 21:35
 
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大阪府豊中市服部西町のマンションで6階に住む滝畠裕美(ひろみ)さん(33)が刃物で襲われ、死亡した事件で、滝畠さんが妊娠中だったことが5月28日、大阪府警への取材で分かった。親族によると妊娠数カ月だった。捜査では首や顔を中心に傷が30カ所以上あり、死因が失血死だったことも判明。府警は、殺人容疑で調べている上原亮宏容疑者(53)に明確な殺意があったとみている。

府警によると、上原容疑者は「半殺しにしてやろうと思った」と供述しているが、殺意は否認しているという。司法解剖の結果、滝畠さんの首に深い傷があり、後頭部や足も切られたり刺されたりしており、両腕には抵抗した際にできる「防御創」とみられる傷もあった。

府警はこの日、上原容疑者宅を家宅捜索し、血痕のようなものが付着したサバイバルナイフ1本(刃体約12.5cm)を押収した。上原容疑者は「持ち歩いていたものだ」と話している。

また、6階に設置された防犯カメラに、事件直前、滝畠さんと上原容疑者が会話している様子が映っていたことも分かった。

上原容疑者は「いろんな人から嫌がらせを受けた。6階の住人に監視されており、我慢できなかった」と供述しており、動機を詳しく調べている。

参照元 : 産経新聞


立ち話後に刺されたか 豊中女性刺殺、防犯カメラに映像

2015年5月29日05時20分

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大阪府豊中市のマンションの廊下で住人の滝畠裕美(たきはたひろみ)さん(33)が刺されて死亡した事件で、滝畠さんとみられる女性が、同じ6階に住む上原亮宏(あきひろ)容疑者(53)とみられる男と廊下で立ち話をした後、襲われる映像が防犯カメラに記録されていたことが捜査関係者への取材でわかった。滝畠さんが第2子を妊娠中だったことも判明した。

捜査関係者によると、28日の司法解剖の結果、滝畠さんには首や顔、頭を中心に30カ所以上の切り傷や刺し傷があった。死因は失血死で、首の複数の深い傷が致命傷になったとみられる。背中に傷はなかった。妊娠中だったこともこの日、確認された。義父(67)によると、妊娠3カ月だったという。

府警によると事件時の映像が記録されていたのは、現場の6階廊下の防犯カメラ。上原容疑者とみられる男が、長男(1)を連れた滝畠さんとみられる女性と同時にエレベーターを降り、数分間立ち話をした後、襲いかかる様子が映っていた。

参照元 : 朝日新聞