「食べログ話題のお店」というシールが送られてきた飲食店が「余計なお世話です」とシールを捨てる

2014年7月3日

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口コミのグルメサイト『食べログ』から「食べログ話題のお店」というシールが送られてきた飲食店。『食べログ』は客が飲食店を評価するサイトで、このシールは人気のお店にだけ送っているものだと思われる。

しかしこの飲食店はシールを送られてもまったく嬉しくなかったようで、「今日、こんなものが送られてきたので捨てました。余計なお世話です」とTwitterに書き込みし、シールをゴミ箱に捨てている写真を掲載。インターネット上で話題となっている。

確かに『食べログ』に価値を見出してない飲食店からすれば、余計なお世話ということになる。なぜ価値を他社が決めるのかと怒りがわいてもおかしくない。飲食店の考えはいっさい間違っていない。もちろん、そのシールを貼る飲食店も間違っていない。その部分は価値観による違いでしかない。

Twitterに掲載された『食べログ』からの手紙には「貴店の集客やブランディング等に活かしていただけますと幸いに存じます」「改めまして『食べログ・話題のお店』への選出、誠におめでとうございます」と書かれていた。

『食べログ』からしても、人気の飲食店にシールが貼られると自社のブランディングにもなるので、一石二鳥を狙っての戦略なのだろう。

参照元 : Twitter @blueskycoffee23

執筆 : Kuzo

参照元 : ロケットニュース24
















隠れ家バーの「食べログ」削除要求を棄却 大阪地裁「店舗情報、原告自身が公開」

2015年2月23日(月)15時59分配信

「秘密の隠れ家」をコンセプトにしたバーの店舗情報がグルメ情報サイト「食べログ」に掲載され、削除要請にも応じなかったのは不当だとして、バーを経営する大阪市内の会社がサイト運営会社「カカクコム」(東京)に掲載情報の削除と330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であり、佐藤哲治裁判長は「違法性は認められない」として原告側の請求を棄却した。

佐藤裁判長は判決理由で「掲載後に想定しないような客の訪問があった」と認めながらも、原告側が自らホームページで店名、所在地、電話番号、店内写真などを公開していると指摘。公開情報であれば掲載するという方針から削除要請に応じなかったカカクコム側の対応について、「悪質とはいえず、違法と評価することもできない」とした。

判決によると、バーは平成22年6月に開業。看板はなく、オートロック式の鉄扉を店員に解錠してもらい入店するシステムで、常連客や紹介客をメーンに営業していた。バーは客に口コミを投稿しないよう呼びかけていたが、客とみられる人が24年11月に店内写真や入店方法の感想を食べログに投稿。バー側は削除を求めたが、カカクコムは「表現の自由の範囲内だ」として応じなかった。

参照元 : 産経新聞