近くに住む22歳男を逮捕 和歌山の小5殺害、容疑否認

2015年2月7日03時35分

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和歌山県紀の川市後田(しれだ)の空き地で5日、市立名手(なて)小学校5年の森田都史(とし)君(11)が殺害された事件で、和歌山県警は7日未明、現場近くに住む無職、中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)を殺人容疑で逮捕した。捜査関係者が明らかにした。中村容疑者は「私は男の子を殺していない。男の子を見たこともない」と容疑を否認しているという。

県警は6日、中村容疑者から任意で事情聴取するとともに、同日深夜から殺人容疑で自宅の捜索を始めた。自宅からは数点の刃物を押収したという。容疑が固まったとして、逮捕に踏み切った。

捜査関係者によると、中村容疑者は5日午後4時14分ごろ、紀の川市後田の空き地で、森田君の胸などを刃物で刺し、失血死させた疑いがある。司法解剖の結果、遺体には約10カ所の傷があり、頭頂部にも傷があった。

森田君を襲ったとみられる男を目撃した近所の男性は「刃物のようなものを左手に二つ持っていたと思う」と県警に説明したという。県警は、胸と頭の傷の状態の違いや目撃した男性の証言から、森田君が複数の凶器で襲われたとみて、捜査を進めてきた。

参照元 : 朝日新聞




<和歌山男児刺殺>「まさかこんな近くで」容疑者浮上に衝撃

2015年2月6日(金)23時41分配信

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◇県警が現場近くの22歳男から殺人容疑で事情聴取開始

和歌山県紀の川市の市立名手(なて)小5年、森田都史(とし)君(11)が刺殺された事件は6日夕、県警が現場近くの男(22)から殺人容疑で事情聴取を始め、急展開した。強制捜査が入ったのは、事件現場のすぐ近くに住む男の自宅。付近の住民らは衝撃を受けた。

この日午後11時15分ごろ、捜査員約10人が男の自宅の家宅捜索を開始。2階建ての民家の玄関に捜査車両が横付けされ、捜査員は段ボールやポリ袋を持って次々に入った。報道陣や付近の住民ら約50人が集まり、現場は騒然となった。

近所の農業の男性(55)は「事情を聴かれている男なら、昨年9月くらいから毎朝、家の前で木刀を振っていた。上半身裸だったり奇声を上げたりしていた」と明かす。別の会社員の女性(53)は「残酷な事件に関わった人が近くにいたと思うと本当に怖い。不審者情報があったのに、どうして未然に防げなかったのかと思う。警察には真相を解明してほしい」と話した。

会社員の男性(29)は「まさかこんな近くで……。信じられない。事実であれば許せない」と憤った。

事件後、凶器を持った男が逃走したため、県警は5日夕、付近の住民に「鍵を掛けて外出しないように注意してほしい」と呼び掛けて回った。一夜明けた6日、森田君が通っていた名手小の児童は親らに付き添われ、厳戒態勢の中で登下校した。付近の住民は森田君の死を悼む一方、強制捜査について安心する様子もみられた。

近所の女性は「逮捕されるのであれば、ひとまず安心だ」と話した。息子が森田君と同級生の40代の母親も、「容疑者が捕まるならうれしい。でも、都史君が戻ってくるわけではない。今はただそれだけ」と語った。

別の女性(22)は「事件が解決されそうだと知りホッとしていたら、(無料通信アプリ)LINEで、近所の男が事情聴取を受けていると連絡が回ってきた。どう考えたらいいか分からない」と困惑した様子。パート女性(42)は「自分には娘が2人いる。容疑者が特定されホッとしている。でも、事件は何が目的なのか。動機が分からない。子供を持つ親としてはまだ不安に思う」と漏らした。

近くの男性会社員(60)は「この辺は静かな住宅街だ。事件が解決し、早く平穏な日常に戻ってほしい」と願った。

参照元 : 毎日新聞


中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)

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現在の中村容疑者

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中村本然(ほんねん)教授

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