猪瀬前知事の政治団体、右翼団体代表に360万円提供

2014年11月20日17:35

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医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受けとったとして都知事を辞職した猪瀬直樹前知事の政治団体が、徳洲会側との仲介役だった右翼団体の代表に、活動費用として360万円を提供していたことが分かりました。

都の選挙管理委員会が公表した2013年分の政治資金収支報告書によりますと、猪瀬前知事の政治団体は去年9月17日、新右翼団体「一水会」の木村三浩代表に360万円を提供していました。支出の目的は「活動諸々の費用」と記載されています。

去年9月17日、徳洲会グループは東京地検特捜部の家宅捜索を受けていて、同じ日に現金のやり取りが行われたことになります。

猪瀬前知事は、おととしの知事選前に徳洲会側から受け取った現金5000万円のうち、500万円を徳洲会側との仲介役を務めた木村代表に渡したことが明らかになっています。

参照元 :
TBSニュース