<ハロウィーン>個性豊かに変装 渋谷スクランブルにぎわう

2014年11月1日(土)0時43分配信

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米国で人気のある秋祭りで日本でも定着した「ハロウィーン」の31日、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点に、カボチャのお化けやアニメの登場人物にふんした大勢の若者が繰り出し、互いに写真を撮り合うなど、深夜までにぎわった。

休日前とあって午後9時過ぎから混雑が激しくなり、警視庁渋谷署員らが約200人態勢で警戒。同署によると大きなトラブルはなかったが、「大人数でうるさい」「車が動かない」など苦情の110番通報が相次ぎ、女性の体を触ったとして40代の男が東京都迷惑防止条例違反(痴漢)容疑で現行犯逮捕された。【堀智行】

参照元 : 毎日新聞




都営終夜バス:有終? ハロウィーンで最終日に客最多更新

2014年11月01日 10時53分

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東京都の六本木−渋谷間で終夜運行していた都営バスが1日未明、運行を終えた。昨年12月、猪瀬直樹前知事の肝煎りで始まったが、他の路線バスや鉄道との接続が悪く、利用者数が低迷。赤字が続き、開始から約10カ月で幕を閉じた。ただし31日夜は、日本でも盛り上がりを見せるハロウィーンのイベントが各地であり、渋谷や六本木も仮装した若者らで大混雑。終夜バス利用者はこれまでで最多の512人だった。

午前5時10分六本木発の最終バスは、仮装した若者らが渋谷で始発電車に乗ろうと、すし詰め状態。港区の男性会社員(37)は「1時台と5時台のバスだけ残したり、イベントの日だけ走らせたり工夫すべきだ。打ち切るのは残念」と惜しんだ。

終夜バスは毎週土曜日の午前1〜5時台、2.75キロの区間を計4往復し、運賃は420円。昨年12月21日に運行を始め、同月は1日平均約290人が利用したが、今年1月以降は採算ラインの1日240人を割り続けた。運行期間全体を通じての1日平均は約90人にとどまった。

都交通局は接続の便を良くしようと、民間バス会社に運行時間の拡大を働きかけたが実現せず、8月末までで累積赤字は約270万円に達し、試行期間の1年間を待たずに打ち切りに。舛添要一知事は「赤字を垂れ流しする訳にはいかない」と断じた。【川口裕之】

参照元 : 毎日新聞