工藤会系組員を逮捕 関東でも資金活動か

2014/10/27 23:47
 
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九州に拠点を置く特定危険指定暴力団・工藤会系の組員の男が、犯罪で得た報酬を受け取っていたとして逮捕されました。警視庁は、工藤会が東京などでも資金活動を進めているとみて調べています。

特定危険指定暴力団・工藤会系の組員、三木秀一容疑者(36)はおととし9月下旬、千葉県松戸市の派遣会社の社長らが建築現場に違法に労働者を派遣して得た報酬のうち、10万円を受け取った犯罪収益等収受の疑いが持たれています。

警視庁によりますと、三木容疑者の口座にはおととし4月から8カ月間で、合わせて300万円の入金がありました。取り調べに対し、三木容疑者は「家賃をもらっただけだ」と容疑を否認しています。警視庁は、福岡に本拠地を置く工藤会が東京や千葉など関東地方でも資金活動を進めているとみて、活動実態の把握を進めています。

参照元 : テレ朝ニュース


工藤会、3都道県に進出か 資金源求め活動の可能性

2014年09月16日

16年前の殺人事件に関わったとしてトップとナンバー2が逮捕された特定危険指定暴力団工藤会の関係者が北海道と東京、千葉の3都道県に進出しているとみられることが分かり、警察庁と関係する6都道県警は16日、北九州市で開いた対策会議で、警戒を強める方針を確認した。

工藤会は北九州市に拠点を置く九州最大規模の暴力団。警察庁はこれまで福岡県以外では山口、長崎両県で構成員を確認しており、警察当局は新たな資金源を求めて活動地域を広げている可能性もあるとみて、実態の解明を進めている。

参照元 : 西日本新聞