1億円以上着服か、電通設立の財団元幹部を逮捕

2014年10月05日16:16
 
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大手広告会社「電通」が設立した財団の金を1億円以上着服したとみられる元幹部の男が警視庁に逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、公益財団法人「吉田秀雄記念事業財団」の元事務局次長、小口芳和容疑者(63)で、今年2月、財団の預金口座から80万円を引き出し、着服した疑いがもたれています。警視庁によりますと、小口容疑者は経理を担当していて、2006年ごろから同様の手口で、あわせて1億円以上を着服したとみられています。

また、今年3月には、犯行の発覚を遅らせるため、夜間に財団の事務所に侵入して、預金通帳を盗むなどしていたということです。

取り調べに対し、小口容疑者は容疑を認めていて、「ほとんどを競馬に使った」と供述しているということです。

この財団は、「電通」の出資で設立され、広告の研究の助成事業などを行っています。

参照元 : TBSニュース




電通が設立の公益法人の元幹部 業務上横領で逮捕

2014/10/05 16:16

大手広告代理店の電通が設立した公益財団法人の元幹部が、財団の口座から現金80万円を着服したとして逮捕されました。警視庁は、余罪が1億円以上あるとみて捜査しています。

元電通社員で、公益財団法人「吉田秀雄記念事業財団」の元事務局次長・小口芳和容疑者(63)は2月、財団の口座から現金80万円を引き出して着服した疑いが持たれています。警視庁によりますと、小口容疑者は、財団の経理担当として口座や印鑑の管理などを1人でしていて、仮払金の名目で少額の現金を繰り返し引き出し、そのほとんどを競馬に使っていました。

そのうえで、事件の発覚を遅らせるために3月に財団の事務所に忍び込んで通帳を盗み、パソコン内のデータを消した後、約半年間、失踪していたということです。取り調べに対し、小口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。警視庁は2006年以降、小口容疑者が繰り返し現金を引き出し、1億円以上を競馬などに使っていたとみて捜査しています。

参照元 :
テレ朝ニュース