ナイジェリア、エボラ特効製剤開発

2014年8月15日 12:09
 
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ナイジェリア政府はエボラ出血熱に特効の国産試験薬を受領した。木曜、同国オニエブチ・チュクヴ保健大臣が記者会見で発表した。ナイジェリアのNAN通信が伝えた。

試薬の名はナノシルヴァー。薬の詳細は追って明かされるという。ついでに大臣は、ナイジェリアのエボラ感染者は11人で、他の西アフリカ諸国よりも少ない、と述べた。

WHOによれば、エボラによる死者は現在1069人(ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア)、感染者は2000人。専門家らは、蔓延の規模は著しく過小評価されているのではないか、と危惧している。

WHOは現状、試験薬を利用することも倫理的に許容される、としている。

リア・ノーヴォスチ

参照元 : ロシアの声


WHO:エボラ出血熱の死者、過小評価されている

2014年8月15日 11:16

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WHO(世界保健機関)は西アフ リカで、エボラウィルスへの感染者と死亡者は著しく過小評価されている、と発表した。

WHOは、近い将来蔓延が停止することは望み薄だとしながらも、「米国の疾病対策センターCDCは被害の最も激しい国々にコンピューターやソフトを送り、リアルタイムで感染報告が出来る態勢を整えている」と語った。

エボラ出血熱の今回の流行は2月、西アフリカで始まった。被害が集中しているのは西アフリカのリベリア、ギニア、シエラレオネ、ナイジェリア。

エボラ出血熱には特効薬、有効なワクチンが存在しない。西アフリカの死者は1096人に達しており、感染者は2000人に上る。

リア・ノーヴォスチ

参照元 : ロシアの声