日本で大型恐竜の新種見つかる

2014年8月16日 12:58

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日本で大型恐竜の新種が見つかった。日本のマスコミによると、日本国内で出土した恐竜の化石で学名が付くのは5例目だという。

伝えられたところによると、新種の恐竜は、 兵庫県丹波市の約1億1000万年前の地層から見つかった。学名はTambatitanis amicitiae、日本では「丹波龍」と呼ばれている。

見つかった恐竜の化石は、かつて地球に生息していた最大級の草食動物の一つティタノサウルス類に属している。ティタノサウルス類は体長40メートル、体重80トンにも達するが、「丹波龍」の体長は推定15メートルだった。

参照元 :
ロシアの声


丹波竜は新種の恐竜だった!!3種の骨に同形類と異なる特徴 「進化を考えるうえで貴重な発見」

2014.8.12 11:39

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兵庫県丹波市で平成18年に化石が見つかった恐竜「丹波竜」が新属新種の恐竜だったことが判明し12日、学名が「タンバティタニス・アミキティアエ」と決まった。ニュージーランドの動物分類学の国際学術誌「ズータクサ」電子版に掲載された。

丹波竜は平成18年8月、丹波市の白亜紀前期の地層「篠山層群」下部(約1億1200万年前)で、地元の地学愛好家、足立洌(きよし)さん(71)と村上茂さん(69)が共同で発見した。

丹波竜を研究している兵庫県立人と自然の博物館(同県三田市)によると、学名の「タンバティタニス」は発見場所とギリシャ神話の女の巨人「ティタニス」に由来し、「アミキティアエ」は友情を意味するラテン語だという。

タンバティタニスは、大型草食恐竜のティタノサウルス形類竜脚類とされている。24年までの調査で発掘された約2万点の化石のうち、頭や尻尾など60点の部位がわかる化石を詳しく調べたところ、他の同形類の恐竜と比較し、頭部にある「脳(のう)函(かん)」や尻尾の下の「血道弓」など3種類の骨に8カ所の異なる特徴がみられたことから新属新種と認められた。

同博物館の三枝(さえぐさ)春(はる)生(お)主任研究員(56)は「恐竜の進化や大陸間の移動を考えるための貴重な発見。さらに詳しく調べ、骨格図の立体化などにも取り組みたい」と話している。

参照元 :
産経新聞

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