スーパーにある無料の氷12kgを買い物せず持ち帰ろうとした男逮捕

2014/07/30 19:36

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スーパーにある無料の氷を買い物もせずに持ち帰った男が、窃盗の現行犯で逮捕された。うだるような暑さが続く中、男がスーパーマーケットで盗んだのは、無料の氷だった。被害に遭ったスーパー「カスミ」では、買い物客ならば、氷を2つまで無料で持ち帰ることができる。
 
しかし、男は持参した袋で、12kgもの氷を持ち帰ろうとしていた。29日、茨城県内のスーパーマーケットで、職業不詳の49歳の男が、窃盗の疑いで現行犯逮捕され、30日午後、送検された。
 
男が盗んだとされているのは、買い物客が無料で持ち帰ることができる、食料保存用の氷およそ12kg。

「わたしは窃盗だとは思っていない」と、容疑を否認している男。
 
男は、以前にも複数回、この店から氷を持ち帰ったことがあり、逮捕前日にも、店長が注意をしていたが、応じなかったため、警察に相談をしていた。スーパーの利用客は、「非常識ですよ。泥棒...」、「普通は買い物をして、そのものが少しでも傷まないようにというので使う。びっくりしちゃう...」などと話した。
 
同じ、茨城県内にあるスーパーマーケット「竜ケ崎ショッピングセンター」にも、無料の製氷機が設置されている。
「氷を利用する」という買い物客は「魚や野菜などを買ったときに、暑いから腐らないように持ち帰るだけ」と話した。
 
このスーパーマーケットでは、無料で持ち帰れる氷を原則1袋までとし、大量に持ち帰る客には、1kg100円で販売している有料の氷を勧めているという。しかし、この店でも買い物客ではない人たちが、氷を持ち帰るケースもあるという。
 
竜ケ崎ショッピングセンター新鮮市場・卯都木 由美子さんは「(大量持ち帰りの人は)結構いる。バーベキュー、釣り、海とか。そういうときに、クーラーボックスを持ってきて、(氷を)中に入れるとか...。発見した場合はお客様に声をかけて、『有料になります』と注意をする」と話した。
 
夏に増えるという、氷を大量に持ち帰る人々。
 
無料の氷をどのくらい持ち帰ると、窃盗罪に問われてしまうのか。元東京地検検事・若狭 勝弁護士は「(今回のケースは)無料の氷は『1人2袋まで』というものだから、少なくとも、あらかじめ駄目といわれていれば、3袋でも窃盗罪になると思う。

店側の気持ちが、一番大きな窃盗罪になるかどうかのポイント。店の人が『これだと許さないだろう』と思えるような対応・やり方で持ち出せば、窃盗罪になっていくと思う」と話した。夏のレジャーの必需品である氷。サービスを受ける側の節度ある行動が求められている。

参照元 :
FNNニュース