パレスチナ自治区ガザの死者1,300人超に 子どもの死者は約160人

2014/07/31 17:46

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激しい戦闘の終わりが全く見えない中、犠牲者の数は増え続けている。パレスチナ自治区ガザでの死者は1,300人を超え、子どもたちを巻き込む流血の事態が、さらに深刻になっている。

泣き叫ぶ赤ちゃん。病院には、けがを負った子どもたちが次々に運ばれ、手当てを受けている。パレスチナ自治区ガザで30日早朝、避難所として使われている国連が運営する学校にイスラエル軍が砲撃し、少なくとも15人が死亡、100人以上がけがをした。
 
終わりが見えないイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの戦い。罪のない多くの子どもたちが犠牲になっている。イスラム教の断食月のラマダンが明けた28日には、ガザ地区の難民キャンプ内の公園で、大きな爆発が発生し、子ども8人を含む10人が死亡した。
 
ガザ当局によると、イスラエル軍が軍事作戦を開始して以来、死亡したパレスチナ人は1,300人を超えている。その大半が一般市民で、およそ160人の子どもたちが犠牲となった。国連の学校が狙われたことについて、国連No.2のエリアソン副事務総長は、イスラエルを非難した。
 
しかし、イスラエルはハマス側の攻撃に一歩も引かない姿勢を崩していない。トンネルからはい出るハマスの戦闘員。ハマスが地下に築いたトンネルを使い、戦闘員たちがイスラエル側に侵入する様子を映したとされる映像では、イスラエル軍の陣地にたどり着いたハマスの戦闘員が、イスラエル軍の兵士を襲った。
 
戦闘員たちはイスラエル軍の兵士を射殺し、作戦を終えると、再び地下のトンネルに潜り込み、ガザ地区へ戻る。イスラエル当局によると、イスラエル側の死者は59人にのぼっている。イスラエルはハマスが作ったトンネルの壊滅を最大の目標にしていて、ガザ市民への攻撃は極力避けていると主張している。
 
イスラエルのネタニヤフ首相は27日、「ハマスは、市民を人間の盾にしている。われわれは、そこから逃げるよう求めているのだ」と述べた。しかし16日には、ガザの砂浜で9歳から14歳の少年4人が、イスラエル軍の攻撃を受けて死亡した。
 
テレビカメラの静止画では、砂浜にいた少年たちの近くで爆発が起きていて、イスラエル軍が誤爆したとみられている。目撃者は「海の方から最初のミサイルの砲撃があり、子どもたちが吹き飛ばされたのだ」と語った。

犠牲となった罪のない少年たちを弔う大勢のガザ市民たち。
 
アメリカやエジプトによる停戦に向けた調停が成果を見ない中、ガザ地区での戦闘は、出口の見えない泥沼化の様相を見せている。

参照元 : FNNニュース


イスラエル、「停戦」中にガザ市場空爆 17人死亡

2014年07月31日 09:17

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【7月31日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)北部シェジャイヤ(Shejaiya)地区で30日、イスラエル側が発表した4時間の人道的停戦中に、混雑した市場を同国軍が空爆し、医療関係者によると少なくとも17人が死亡、200人が負傷した。同日全体の死者は少なくとも108人に上り、イスラエルが23日間にわたり容赦なく続ける軍事作戦による死者数は1359人に増えた。

この停戦は、疲弊したガザ住民180万人にとっては安全に外出し、日用品を買い込み、医療関係者にとっては死傷者を退避させるまれな機会になるはずだったが、停戦の最初の3時間だけでもガザ全体で30人以上が死亡する事態となった。

イスラエルは、グリニッジ標準時(GMT)の正午(日本時間同日午後9時)に開始した停戦について、部隊が「現在作戦行動中の」場所は対象外としていた。

ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)は、イスラエル側の一時停戦が宣伝を目的とした「価値がない」行為だと非難した。

市場が空爆を受けたのと同じ日の早朝には、ガザ地区の住民3300人が避難していた国連(UN)運営の学校へのイスラエル軍戦車の砲撃で16人が死亡し、国連からの激しい抗議を呼んでいた。(c)AFP/Sakher ABU EL OUN

参照元 : AFP BBNEWS


イスラエル、予備役兵1万6000人を追加動員 米国は弾薬供与

2014年07月31日 20:20
 
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【7月31日 AFP】イスラエルは31日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に進攻した部隊を増強するため、予備役兵1万6000人を追加動員した。これにより招集された予備役兵数は8万6000人となった。

イスラエル軍の攻撃が始まって以来、ガザ地区ではこれまでに1360人以上が死亡しており、増え続ける犠牲者に国際社会は懸念を募らせている。だが追加動員の直前、米政府は弾薬の備蓄量が減少していたイスラエルに対し、イスラエル領内に備蓄している米軍の緊急用弾薬を供与することで合意したと発表した。

米国は、ガザ地区の国連(UN)が運営する学校で16人が死亡、多数が負傷したイスラエル軍によるとされる砲撃に対し、国連と共に強い非難を表明したばかりだった。

国際社会はこれ以上の流血を防ぐべく停戦を求める声を強めているが、イスラエルは30日朝、同軍が17日にガザ地区への地上侵攻を開始してから初めて安全保障担当の閣僚会議を開き、ガザ地区での軍事行動継続を決めた。(c)AFP/Sakher ABU EL OUN

参照元 : AFP BBNEWS