激安!!ブラジル産のお肉、実はブラジル人は絶対に食べない!?

2014年06月30日 12時05分
 
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ここ数年、スーパーでよく見かけるようになったブラジル産食用肉。特に鶏肉生産量は世界有数で、2007年時点でブラジルは世界100カ国に鶏肉を輸出しているという。

現在、日本でも鶏肉輸入量の90%はブラジル産となっているが、このブラジル産鶏肉を巡って、その安全性が物議を醸している。

自国ブラジル人も絶対食べない!
ブラジル産の肉はスーパーにて激安で販売されているため、つい買い求めたくなる。ところが、酵素フード協会に掲載された記事によると、ブラジル産の鶏、豚、牛肉は、自国ブラジルの人も絶対に食べない代物らしい。

アメリカは2000年代初頭に「大量の抗生物質と成長ホルモン剤などの化学物質で汚染された最悪の毒入り肉」としてブラジル産食用肉の輸入を禁止。困ったブラジルは日本への輸出を始めたという。

日本国内での用途
ブラジル産食用肉は、日本ではスーパーで家庭用に販売する他、ファミレスや、ハンバーグ、ソーセージ他レトルト食品などの加工食品に利用されている。

「そんなやすい肉怖いわ」
そんなブラジル産食用肉は、100g18円〜40円位で販売する店舗もあるそうで、とにかく安い。これについてネットユーザーからは様々な意見が投稿されている。

<インターネットユーザーのコメント>

「加熱しても臭くて食べられなかったのはこういうことだったのか」
「安かろう、悪かろうの法則は食品では確実に生きていますね。」
「そんなやすい肉怖いわ」
「地球の裏側から運んできてるのにこれだけ安いのは、輸送費ぬいたらタダ同然の肉だってみんな思わないのかな・・・?]
(Twitter、ネット掲示板から引用)

一方で、「信憑性のない話」、「輸入食品への検査体制はしっかりしているので国内に流通出来ているものは基本安全性が確認された国産同等の安全なもの」、「ブラジル料理には肉を使った物がたくさんあるので、ブラジル国内で自国の肉を使わないのは嘘」など、ブラジル産食用肉への肯定的なコメントも見られた。

食材偽装やBSEでも時折問題の持ち上がるブラジル産食用肉。買うか、買わないか、食べるか、食べないかは、本人の判断に委ねられるようだ。

追記(2014/6/30):駐日ブラジル大使館が注意喚起を発表
「酵素フード協会」が発表した情報については技術科学的根拠が無いと、駐日ブラジル大使館がHP上で注意喚起を行っている。発表された内容は下記の通り。

日本における「酵素フード協会」と名乗る団体は自らのホームページでブラジル産肉類についてまったくの虚偽で、中傷的で、技術科学的根拠の無い記事を掲載しました。

ブラジル産の肉類は高い知名度を誇り、その高品質および衛生安全性は世界の市場規模によって証明されています。その協会の偽りとは逆にブラジル人は70%から80%の自国産の肉類を消費し、国内はもちろん、世界150ヶ国以上に受け入れらている事実はその信用性を物語っています。

ブラジルの畜産ではホルモンなどの使用は国内法で絶対的に禁止されています。更に、抗生物質等の使用には、国連食糧農業機関(FAO)の定めるコーデックス食品規格(Codex Alimentarius)を、日本を含む加盟国同等、厳守しています。

ブラジルは現在、牛肉および鶏肉では世界一の輸出国であり、豚肉に関しては4番目の輸出国であります。これらの成果はわれわれの高い品質基準によって可能になったと確信しています。

駐日ブラジル大使館がHPはコチラ

参照元 : IRORIO

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