情報漏洩で愛知県警、警部を逮捕

2013年9月19日

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愛知県警察本部の警部が暴力団関係者から頼まれて、警察の情報管理システムを使って調べた個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の疑いで逮捕されました。

愛知県警の記者会見
「警察官としてあるまじき行為をしたとして捜査結果を踏まえて、厳正に対処致します。申し訳ありませんでした」

逮捕されたのは愛知県警察本部捜査一課に所属する、倉木勝典容疑者(55)です。

警察の調べによりますと、倉木警部は去年8月暴力団関係者から車のナンバーを元に使用者を調べるように依頼され、警察の情報管理システムを使って個人情報を漏らしたとして地方公務員法違反の疑いが持たれています。

警察に寄りますと依頼をしたのは、暴力団捜査を担当していた警察官に脅迫電話をかけたとして、逮捕・起訴された名古屋市の会社役員【補注・佐藤義徳(56)】で、倉木警部は容疑を認め「会社役員とは14年前に知り合った。弁解することはない」と供述しているということです。

倉木警部が所属しているのは暴力団捜査とは直接関係のない部署で、警察は会社役員との関係や情報を漏らしたいきさつについて調べを進めています。(NHKニュース)
 

情報漏えいで警部逮捕=警官脅迫の暴力団関係者に−地公法違反容疑・愛知県警

2013年9月20日

警官脅迫事件で逮捕、起訴された暴力団関係者に頼まれ、警察署から照会した車両情報を-教えたとして、愛知県警捜査2課は19日、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で現職の-捜査1課警部、倉木勝典容疑者(55)=同県長久手市桜作=を逮捕した。「ほぼ間違い-ありません」と容疑を認めているという。

捜査2課は捜査車両のナンバー照会が目的だっ-たとみて調べている。同課は同日までに、捜査1課や倉木容疑者の自宅など5カ所を家宅捜索した。

逮捕容疑は、風俗店グループの実質的経営者佐藤義徳被告(56)=脅迫罪などで公判中-=から依頼され、昨年8月28日ごろ県警蟹江署刑事課に設置された端末で車両照会を行-い、車の使用者の名前や住所を漏らした疑い。(時事通信)


名古屋市の風俗店グループ側に車両の使用者情報を漏らしたとして、愛知県警は19日、捜査1課警部の倉木勝典容疑者(55)=同県長久手市=を地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕し、発表した。大筋で容疑を認めているという。

県警によると、倉木警部は2012年8月28日ごろ、名古屋市の風俗店グループを実質的に経営する暴力団関係者(56)から依頼を受け、県警のコンピューターシステムを操作して入手した車両の情報を漏らした疑いがある。倉木警部は、車両ナンバーの文字や数字の一部を変え、複数回にわたって照会していた。

実際に情報を入手した車両ナンバーは、風俗グループを捜査する担当部署が使っていた捜査車両のものと酷似していたという。 風俗店経営者は今年1月、グループへの捜査を阻もうと県警幹部(49)を電話で脅したとして、脅迫容疑で逮捕され、公判中。公判では、被害に遭った県警幹部が証言に立ち「自分の携帯電話番号がグループ側に漏れていた」と指摘した。(朝日新聞)


同県警では、佐藤被告に捜査情報を漏らしていた「内通者」が存在するとの疑惑が浮上していた。県警は捜査1課などを家宅捜索。2人の間に金銭のやりとりがなかったか、贈収賄容疑も視野に事件の全容解明を進める。

一連の公判では、脅迫を受けた警部が、県警の情報が佐藤被告に漏れていたと指摘し、「県警内部に内通者がいると確信した」などと話した。佐藤被告に捜査情報を漏らしていた過去を持つ元県警警察官も法廷で「内通者は複数いる」と証言していた。(毎日新聞)