子宮頸がんワクチン副作用、心理面配慮の治療で7割改善

2014年7月04日17:09
 
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子宮頸がんの予防ワクチンで副作用を訴える声が相次いでいる問題で、厚生労働省の研究班が、心理面に配慮した治療などでおよそ7割の人の体の痛みが改善したとの治療結果を報告しました。

子宮頸がんの予防ワクチンで全身の痛みやしびれなど副作用を訴える声が相次いでいる問題で、厚労省が4か月ぶりに検討部会を開き、女子中高生らの診察にあたっている厚労省研究班の医師が、治療結果を報告しました。

それによると、不安が減るとともに症状が改善するケースが多く、心理面にも配慮した治療で、70人のうち67%にあたる47人で体の痛みが改善しているということです。

一方で、子宮頸がんワクチンで副作用を訴えた件数は、今年3月現在で2475件、重篤な症状は617件に上っています。

「もう苦しむのは私たちで終わりにしてほしい」(副作用を訴える女子高校生)

厚労省前では、副作用を訴える女子中高生らが集まり、子宮頸がんワクチンの接種に反対の声を上げました。去年6月から国はワクチンの積極的な接種呼びかけを一時中断していますが、4日の部会では、今後のワクチン接種の対応については話し合われませんでした。

参照元 :
TBSニュース

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