都議会やじ問題、「頑張れよ」は民主党議員
2014年6月30日15:29
東京都議会のやじ問題。自民党の鈴木章浩議員が『早く結婚した方がいい』というやじは、自分が発言したと認め、謝罪しましたが、そのほかのやじの発言者が名乗り出ることはなく、都議会も閉会しました。これで「幕引きか」とも思われたこの問題ですが、29日、別のやじの発言者が明らかになりました。
「私が発言したのは『頑張れ』と、もうひとつは『動揺しちゃったじゃないか』」(都議会民主党 山下太郎都議)
こう話したのは、都議会民主党の団長を務める山下太郎都議。「早く結婚したほうがいい」などとやじを飛ばされた塩村議員が言葉を詰まらせた直後、『頑張れよ』『動揺しちゃったじゃないか』とやじを飛ばしたということです。
「(塩村都議が)明らかに動揺しているのが見て取れたので、それについて応援をするという趣旨で申し上げました」(都議会民主党 山下太郎都議)
一連の問題をめぐっては、塩村議員が聞いたとする「まずは自分が産めよ」など別の複数のやじの発言者を特定するよう求める案は、先週、否決されました。しかし、自民党の石破幹事長は28日、「その他のやじの発言者も名乗り出るべき」との考えをあらためて示しました。
「犯罪の捜査ではないので、声紋分析とかそういうこと以前に、政治家としての潔さというのか、それも必要だと思う。やはり本人の自発的なということは、政治家として求められること」(自民党 石破茂幹事長 28日)
また、先週、記者会見で、「みんなの党の責任者らが議事進行を止めればよかった」などと述べた舛添都知事に対し、みんなの党が30日、「どのような根拠で述べたか」などを問う質問書を提出していて、まだ騒動は幕引きとはいかないようです。
参照元 : TBSニュース
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