大麻の吸引は「うつに効果がある」との研究結果

2013年8月29日

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日本で大麻は違法だが、海外の一部地域では癌(がん)やエイズの治療にも取り入れられ、合法的に使用されている。そんな大麻が、うつや気分の落ち込みに効果があるとの研究結果が発表され、注目を集めている。

・暗い気持ちに作用する成分「THC」
ヨーロッパで出版された神経精神薬理学誌が、「THC(テトラヒドロカンナビノイド)には、落ち込んだ気持ちを明るい気分に変える効果がある」と発表している。ちなみに大麻の実効成分が THC だ。

THC には、鎮痛効果があるとされる脳内の内因性カンナビノイドを活性化させ、暗い気分を上向きにさせる効能がある。よって、大麻に含まれる THC が、うつや精神疾患の治療に利用できるのではないかとの議論が持ち上がったのである。

・大麻でハッピーな気分
そこで、オランダの医大研究チームが “落ち込んだ気分に対する大麻の効果” を検証することに。まず、大麻を週1回以下、年4回以上の頻度で吸引する男性たちを被験者とし、THC を投与したグループと、偽の THC を投与したグループに分けた。

次に、「嬉しそうな人」と「恐がる人」の写真を全員に見せ、それぞれの表情を真似してもらった。その結果、THC を投与されたグループが「恐がる人」を真似た表情は、とても “恐がっている” とは言えないものだったという。しかし “嬉しそうな人” の表情は、完璧に表現することができたそうだ。

・脳スキャンでも証明
さらに実験結果を裏付けるために、研究チームが被験者の脳をスキャンしたところ、大脳の感情を処理する部分に THC の有効性が現れていることが明らかになった。これにより、大麻に含まれる THC にはネガティブな感情を減少させる効果があることが証明されたのである。

もしかしたら近い将来、日本でも、うつや精神疾患で苦しむ患者に、精神薬として大麻が処方される日が来るかもしれない。

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参照元 : Mail Online(英文)
執筆 : Nekolas
ロケットニュース24

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マリファナに関するよくある勘違い8つ 「中毒性がある」「肺がんになる」など

2012年5月7日

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皆さんは「マリファナ」に対してどのようなイメージをもっているだろうか? 一部では「医療用マリファナ」の解禁を検討すべきという声もあがっているが、一方で犯罪や濫用など危険なイメージと結び付けられがちなマリファナ。

以下は、米メディアのハフィントンポストで紹介されていた「マリファナに関して誤解されがちな8つのこと」である。多くの人になじみがないだけに、誤解されることも少なくないマリファナだが、以下を読むと多くの発見があるはずだ。当然だがマリファナをオススメしているわけじゃないので勘違いしないように!

・ハフィントンポストによる「マリファナに関して誤解されがちな8つのこと」
 
1.マリファナは中毒になる
たばこやコーヒーと同じように、マリファナは一度吸うと中毒になるとよくいわれるが、その真偽はなにをもって「中毒性があるか」によっても変わる。

1994年、カリフォルニア大学のジャック・ヘニングフィールド博士がアルコール、ニコチン、コカイン、ヘロイン、カフェインの5つの物質とマリファナを比較した際、依存、離脱、耐性という点においてはマリファナは最も低いという結果になった。カフェインなど他の物質と比べれば、マリファナの中毒性はそこまで高くないのだ。

2.マリファナは「入門薬物」である
マリファナはコカインやヘロインといったよりハードなドラッグの使用リスクを高める「入門薬物」だという意見があるが、それは正しくない。2008年、前月にマリファナを吸ったことを認めたアメリカ人は1520万人だった。同様の数はコカインは190万人、ヘロインは20万人だ。

2010年に同じ調査を実施したところ、マリファナを吸った人数が1740万人と増加したのに対して、コカイン使用者は150万人と減少。ヘロイン使用者の数は変化しなかった。マリファナが入門薬物であれば、マリファナの使用者増加と共に、コカイン、ヘロインの使用者も増えるはずだが、その数は連動していないのである。

3.マリファナには医療効果はない
マリファナの医学的な効果に関する研究は数多くなされている。たとえば、痛みを和らげる、吐き気を抑える、食欲を増進させる、筋肉の緊張をほぐすといった効能をもつといわれる。アメリカの国立がん研究所は、マリファナはがんの進行を防ぐ効果をもたらす可能性があるという報告を発表している。ただし、最終的な結論に達するにはまだまだ研究が必要なようだ。

4.マリファナを吸うと肺がんになる
マリファナはタバコと同様に肺がんのリスクを高めるという意見を耳にすることがある。しかし、マリファナの摂取と肺がんの発生率増加の因果関係というのは証明されていない。この因果関係を追究するために最も大規模に行われた研究の結果では、一生涯で2万2000本のマリファナを吸ったというヘビーユーザーでさえ、肺がんのリスクが高まる傾向は認められなかったそうだ。

5.マリファナには安全な投与量というものはない
アメリカ政府は規制物質法という法律で薬物を管理しており、マリファナはスケジュール気箸いΔ發辰箸盖制の厳しい「危険な」薬物に分類されている。そんな背景もあり「マリファナに安全な投与量は存在しない」「吸い過ぎると死に至る」と考えられることがある。

しかし、実際にはこれまでマリファナの吸い過ぎで死に至った例というのは報告されていない。マリファナで命を絶つには、推測ではあるが、15分間に680キロのマリファナを摂取する必要があるといわれる。これはもちろん、どうやったって不可能な量である。

6.マリファナを合法にすると、マリファナを吸うティーンエイジャーが増える
医療目的でマリファナ使用を認める州では、マリファナの合法化に対する反対意見の一つに、マリファナを合法にすると、マリファナを吸うティーンエイジャーが増えるのではと危惧する声がある。

しかし、最近の研究によると必ずしもそうではないようだ。医療用マリファナが合法であるロードアイランド州の研究者が、合法ではないマサチューセッツ州と比較したところ、ティーンエイジャーのマリファナ摂取率に差は見られなかったとのことだ。

7.大麻(マリファナ)と麻は同じものである
アメリカでは大麻(マリファナ)との関係で麻の栽培が禁止されているが、大麻の原料であるカナビスと麻は同じアサ属の植物であるものの、異なる植物だ。

麻は大麻の主成分であるデルタ−9−テトラヒドロカンナビノール(THC)というハイな状態にする作用をもつ物質を多く含まない。一方、カナビディオールというTHCの作用を阻害するといわれる物質をより多く含んでいる。そのため、麻は大麻と違って、いくら吸ってもハイになることはないのだ。

8.マリファナは病気を治療できる
マリファナには苦痛を和らげる効果があり、食欲減退や吐き気、筋肉の緊張にも効くといわれる。しかし、医療用マリファナが認められている州においても、医者は合法的にマリファナを処方することはできない。「推奨する」ことだけができるのだ。

というのも、医学的な効果がないとされるスケジュール汽疋薀奪阿縫泪螢侫.覆入っているからだ。この規制によって、マリファナは医療効果を実証するための臨床試験も満足に行うことができないのである。

……以上、ハフィントンポストによる「マリファナに関して誤解されがちな8つのこと」である。読んでみるとマリファナを肯定しまくっているが、法律で禁止されている以上は、決して手を出してはいけない。

(文=佐藤 ゆき)

参照元 : The Huffington Post(英文)
ロケットニュース24

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