日本海のサメが怖い夏の行楽シーズン
2014年06月28日 11時00分
海水浴シーズンを前に怖い話だ。6月9日、愛知県豊橋市の海岸水深1メートルの浅瀬でサーフィンをしていた男性(43)がサメに左腕を噛まれ、30針を縫う全治1週間程度の大けがを負った。「じっとしていた方がいい」と冷静に判断したおかげで、腕の肉を食いちぎられずに済んだようだ。
「幸い男性が救急救命士であったことや、厚さ3ミリのウェットスーツを着ていたことから大事に至りませんでした。サメの種類はわかっていませんが、頭は人間の顔ぐらいの大きさだったと証言していることから体長は1〜2メートルほどと推定されています」(地元紙記者)
専門家によると、日本の海はいつサメが出現してもおかしくないというくらい多いらしい。
「日本周辺には季節問わず100種類以上のサメがいます。そのうち“人食い鮫”といわれるものは『ジョーズ』のモデルになったホオジロザメやイタチザメ、オオメジロザメなどです。サメは泳いでいる人や波間にプカプカ浮かんでいる人を襲う傾向があり、浅瀬にも侵入することから、たとえ海水浴場でも注意するに越したことはありません」(海洋ジャーナリスト)
海水浴の場合、何を注意すればよいのか。
「サメは血や体液の匂いに敏感であることから、出血していたり、生理中の女性は海に入らないようにした方がよいでしょう。また、海面でむやみにバシャバシャすると、サメには弱ったアザラシに見えて噛みつかれることも。実際に襲撃されたのは一人でいる場合です。人が多ければサメは近づきませんし、サメの侵入に気づき助けてもらえる可能性も高くなります。もし襲われた場合は、弱点である鼻をつかんで攻撃をかわすしかないですね」(同)
珍しい出来事だとしても、気を付けたいものだ。
参照元 : 週刊実話
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