福島の子どもに「甲状腺がん」 今の段階で、これだけは断言できる

2014/06/12

kojosengazoxxx

先週号では、子どもに甲状腺がんが見つかった福島の親たちの苦悩を紹介した。福島県はがんと原発事故の因果関係を否定し続けているが、その根拠は薄弱だ。専門家たちが「公式見解の矛盾」を暴く。

青沼陽一郎(作家・ジャーナリスト)

チェルノブイリと似ている

日本では100万人に1〜2人がなるとされる小児甲状腺がん。 

それが、東日本大震災から3年が経った福島県では、震災当時18歳以下だった子どもの50人に甲状腺がんが見つかり、既に摘出手術を受けている。その割合は6000人に1人と、チェルノブイリ原子力発電所の事故後に急増した1万人に1人を越えている。 

しかも、福島で見つかった50人の小児甲状腺がんのうち、49人が「乳頭がん」である。

甲状腺がんにはいくつかの種類があるが、チェルノブイリでも

「放射線誘発性の甲状腺がんはすべて乳頭がん」だったという。これは福島県「県民健康調査」検討委員会の座長も務め、いまも首相官邸の「原子力災害専門家グループ」に名を連ねる山下俊一福島県立医科大学副学長、 長崎大学理事・副学長が断言している。

(『日本臨床内科医会会誌・第23巻第5号』「放射線の光と影:世界保健機関の戦略」より)。

この現実を、どう受け止めたらいいのだろうか。

以下略

参照元 : 週刊現代


県民健康調査「甲状腺検査」の実施状況について

市町村     悪性とその疑い 

川俣町         2 
浪江町         2 
南相馬市       2 
伊達市         2 
田村市         3 
富岡町         1 
川内村         1 
大熊町         1 
福島市         12 
二本松市        5 
本宮市         3 
大玉村         2 
郡山市         23 
白河市         6 
西郷村         1 
泉崎村         1 
三春町         1 
いわき市       14 
須賀川市        3 
石川町         1 
平田村         1 
棚倉町         1 
下郷町         1 
その他の市町村   0 

合計          89人 

平成 23-25 年度合計 
・悪性ないし悪性疑い 90 人(手術 51 人:良性結節 1 人、乳頭癌 49 人、低分化癌疑い 1 人) 
・男性:女性 32 人:58 人 
・平均年齢 16.9±2.7 歳 (8-21 歳)、震災当時 14.7±2.7 歳(6-18 歳) 
・平均腫瘍径 14.2±7.4 弌5.1-40.5 弌

平均年齢16.9歳で乳頭癌49人って・・・被曝としか考えられない

福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察

有病割合≒発生率×平均有病期間 (以下、平均有病期間をDで表現します) 平均有病期間とは、病気があると分かってから病気が治るまで、あるいは死亡するまでの期間のことです。

小児の甲状腺がんは非常に珍しいがんですので、上記の式の近似はきわめて良いと思われます。従いまして、3÷38,114は、さらにDで割ることにより年間100万人に1人と比較できます。

これを行いますと、3×1,000,000÷38,114÷D=78.7÷D(倍) Dに7年を入れると89人×100万人÷29万5511人÷7≒43倍の異常発生

がん患者が福島東部に集中しています!これが証拠