2ちゃんねる個人情報流出騒動

2013年09月11日 17時00分
 
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言わずと知れたネット巨大掲示板『2ちゃんねる』は、匿名で書き込みができることが大きな特徴だが、8月後半、その有料サービス「2ちゃんねるビューア」の利用者情報が氏名や住所だけではなく、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報まで流出。さらには、今年7月から8月までの書き込み履歴もが流出する大惨事となった。

「流出した個人情報は3万件とも4万件ともいわれています。中でも、被害者たちにとって一番頭を悩ませる事になったのが“書き込み履歴”。なぜなら履歴と個人情報を合わせれば、誰がどんな書き込みを行っていたのかが丸ハダカになってしまうからです」(ウェブライター)

流出が発覚して間もない8月27日、ライトノベル作家の杉井光さんが公式ホームページでこう謝罪。自身の作品を褒める自作自演書き込みのみならず、別の作家への批判的なものや、出版社への悪口も発見されてしまったのである。

さらに、ウェブサイトの閉鎖に至るケースも発生。2ちゃんねるの記事をピックアップして掲載するいわゆる「まとめサイト」の管理人が、過去に誹謗中傷や他サイトの荒らし行為などを行っていたことが発覚したのだという。

「この騒動で、人間のダークサイドを垣間見てしまった気分です。他にも、官公庁や政治家による会員登録の疑惑も浮上していますし、メールアドレスから大学教授もいるのでは、とも囁かれている。また社員が会社の悪口を書いていた事が発覚して問題になっているなんて話も。今回の流出で人生が変わってしまった人もいるでしょうね」(同)

匿名をかさに他人を非難したことを考えれば自業自得だが、果たしていつ収束するのか。

参照元 : 週刊実話


2ちゃんねるの有料サービスでクレジットカード情報含む顧客情報が流出

2013年08月26日 20時30分 更新

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インターネットの掲示板「2ちゃんねる」の有料サービス「2ちゃんねるビューア」が不正アクセスを受け、顧客情報がネット上に流出していることが明らかになった。

2013年8月26日、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」の有料サービス「2ちゃんねるビューア」が不正アクセスを受け、顧客情報がネット上に流出していることを、運営元のN.T.Technologyが明らかにした。同社は事態を踏まえてお詫びの文書を公開し、クレジットカードならびにビットキャッシュによるサービス申し込みを停止している。

流出しているとされるのは、2ちゃんねるビューアに登録されたメールアドレス、パスワードのほか、氏名、住所、電話番号、さらにクレジットカード番号と利用期限、セキュリティコードなど約3万2000件。ほかに、2ちゃんねるへの書き込み履歴や、掲示板上で個人を特定するための「キャップ」「トリップ」といった情報が流出していると見られる。

2ちゃんねるビューアは、年間3600円からの課金により過去ログの閲覧や書き込み規制の回避、プロキシ経由の書き込みなどが可能になるサービスで、通称「●」と呼ばれている。N.T.Technologyは、流出した情報の範囲および原因は「現在調査中」としている。

なお、同じく有料で、専用ブラウザではなく通常のブラウザ経由で書き込みが行える「p2.2ch.net」(p2)やその購入に使える仮想通貨「モリタポ」の発行、運営を行っている未来検索ブラジルは、モリタポの決済は代理店経由で行っており、社内にクレジットカード情報は記録していないとのアナウンスを公開した。書き込み履歴についても、流出したのは●経由のものであり、p2経由で書き込んだログは無関係だとしている。

参照元 : ITmedia


「2ちゃんねるビューア」ユーザー情報流出 カード情報など約3万2000件の可能性も

2013年08月26日 13時45分 更新
 
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「2ちゃんねる」の有料ツール「2ちゃんねるビューア」のユーザー情報が流出したことを運営元が明らかに。氏名・住所やクレジットカード情報などが流出したケースが約3万2000件に上る可能性がある。

掲示板サイト「2ちゃんねる」の有料ツール「2ちゃんねるビューア」のユーザー情報が流出したことを同ツール運営企業が8月26日に明らかにした。詳細は明らかになっていないが、氏名・住所やクレジットカード情報など重要情報が流出したケースは約3万2000件に上る可能性がある。運営会社は同ツールへのログインを停止して調査しているという。

同ツールは通称「●」と呼ばれ、対応する2ちゃんねる専用ブラウザから利用するもの。過去ログの閲覧や、規制対象ホストからの書き込み投稿、プロキシ経由での書き込みなどが行えるのが特徴で、年額3600円から利用できる。

運営する米N.T.Technologyによると、25日午後11時25分に情報流出について通報があり、45分後の26日午前0時10分にクレジットカードでの申し込みを停止。午前7時50分にはビットキャッシュでの申し込みも停止した。現在は調査のためログインを停止しているという。

メールアドレス・パスワードと氏名・住所、クレジットカード情報(カード番号、利用期限、セキュリティコード)など重要情報が流出したのは3万2586件に上る可能性がある。また、メールアドレスとパスワードなどの登録情報約15万件が流出した可能性もある。

2ちゃんねるでは昨夜、「Torを通じて●の個人情報が流出している」というスレッドが立ち、大騒ぎになった。個人情報のほか、スレッドを立てる権限を持つ「キャップ」や、「トリップ」と呼ばれる機能のキー、同ツールを通じて投稿された書き込みログが流出した可能性についても議論されている。

参照元 : ITmedia


「2ちゃんねる」個人情報流出で、今するべきこと

2013.08.26

日本最大の匿名掲示板として知られる「2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)」から、なんと約3万人分とも4万人分とも言われるほどの個人情報が流出し、大きな話題になっている。しかも、流出した情報には、クレジットカード情報も完全な形で含まれるとあって今後大きな問題に発展しそうだ。

この2ちゃんねる、閲覧や書き込みは基本的に無料だが、一部の利用者が多い掲示板(通称・板)に最初の話題を書き込むスレッドを作成するとき(通称・スレ建て)や、埋もれてしまった過去の書き込みをログから読むときに必要になるのが「2ちゃんねるビューワ(通称“●”)」という有料のサービスツール。購入すると2ちゃんねるが快適に使えるとあって、ヘビー利用者を中心に購入者は多い。

登録時にはIDとパスワード、メールアドレスにクレジットカード情報(セキュリティコード付き!)が求められる。

今回流出したのが、この2ちゃんねるビューワサービスの購入者の個人情報。登録時のIPアドレスはもちろん、書き込み時に使用する個人識別番号(トリップ)、クレジットカードの番号、名義人、種別、使用期限、さらに住所に電話番号とほぼ個人情報フルセットといっていいデータに、書き込んだ情報までもが出回っているという。

普通の個人情報流出事故として見ても非常に大規模なもので、とくにクレジットカード情報一式にセキュリティコードまで流出は大きな波紋を呼びそうだ。

とくに流出元が噂やリークで有名な2ちゃんねるというのも今後の影響の大きさを予測するに十分。会社の愚痴や内部事情を書き込んだ場合の記録が本名と電話番号、クレジットカード情報とともに流出していることも大いに考えられ、ただの個人情報流出の枠を超えた社会的な立場まで危うくなるケースも今後予想される。

さらに、企業主導のステルスマーケティングに2ちゃんねるは利用されているのではないかと以前から噂されていただけに流出したメールアドレスなどから企業名などを抽出して晒す行為も既に確認されており、すでに外務省や警察関係などの官公庁や一部上場企業の名前が上がっている。会社のメールアドレスで2ちゃんねるビューワに登録していた人がいるとその企業のイメージダウンも避けられない情勢だ。

現在、2ちゃんねる運営側のスタッフ「停止信号 ★」氏が自分の個人情報が漏れていないかの確認ページを設営しているので、心当たりのある人は「http://j416.dip.jp/2ch/」から確認することができる。もし該当したなら、早急にクレジットカード停止の手続きをとることをオススメしたい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>

参照元 : 日刊SPA

漏洩したとされる個人情報の一覧

「2ちゃんねるビューア」利用者約3万件分のクレジットカード・住所・電話番号などがTor上に流出 - GIGAZINE

・●購入年月日と日時
・メールアドレス
・パスワード
・国名
・クレジットカードの名義人
・使用したクレジットカードの種別
・クレジットカード番号
・クレジットカードの使用期限
・住所
・電話番号
・購入時のIPアドレス
・セキュリティコード(2012/11/02の12時30分頃以降の登録ユーザーのみ、全部で約1万1385件)

詳細 : 「2ちゃんねるビューア」利用者約3万件分のクレジットカード・住所・電話番号などがTor上に流出





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