13年前の強盗殺人未遂事件、韓国籍の男を大阪府警が逮捕

2014.2.21 08:04
 
平成13(2001)年に大阪府豊中市の民家に宅配業者を装った2人組の男が押し入り、住人の女性=当時(70)=の首を絞めて現金やキャッシュカードを奪ったうえ、室内が放火された事件で、大阪府警捜査1課は20日、強盗殺人未遂と現住建造物等放火などの容疑で、指名手配していた韓国籍の金冑勇(キム・ジュヨン)容疑者(49)を逮捕した。

韓国に逃亡、「首絞め強盗は、死んだ共犯の…」と否定

金容疑者は「女性の家にいったが、共犯の男が首を絞め、金を奪った」などと容疑を否認しているという。金容疑者は行方不明になっていたが、昨年4月、韓国に潜伏しているとの情報が浮上。9月に日本側が日韓犯罪人引渡条約に基づき身柄の引渡しを請求し、11月、韓国の警察当局が取り押さえた。

逮捕容疑は、13年5月22日午前10時ごろ、共犯の男とともに同市緑丘の民家に包丁を持って押し入り、女性の首を絞めて手足を粘着テープで縛った後、現金約13万円などが入ったバッグを強奪。約1時間後、集金のためにきた保険代理店の男性支店長=当時(61)=も緊縛して現金約1万8千円入りの財布を奪い、放火して殺害しようとしたとしている。女性は肋骨(ろっこつ)骨折の重傷、支店長は首に軽傷を負った。

金容疑者らは同日、市内の銀行の現金自動預払機(ATM)で現金計104万円を引き出して逃走。共犯の男は約2カ月後に逮捕され、懲役20年の実刑判決を受けて、収監中の17年に死亡している。

参照元 :
産経ニュースWEST

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