「アンネの日記」破損 関与を認める30代男を逮捕
2014/03/13 11:47
図書館などで「アンネの日記」などが相次いで破られた事件を巡り、被害に遭った書店に不法に侵入したとして30代の男が逮捕されました。男は、一連の事件についても関与を認める供述をしています。
捜査関係者によりますと、無職の30代の男は先月、東京・豊島区の書店に本を購入する以外の目的で不法に侵入した疑いが持たれています。この書店では、アンネ・フランクの関連本2冊が破られる被害が出ていて、防犯カメラには似た男が売り場をうろつく姿や店内にビラを張る様子が映っていたということです。
都内ではこれまでに38の図書館で309冊の被害が確認されていますが、男は一連の事件についても「本を破った」など関与を認める供述をしているということです。男の言動には不安定な部分もあることから、警視庁は自宅から押収したパソコンや携帯電話を解析するなど、慎重に裏付け捜査を進めています。
参照元 ： テレ朝ニュース
「アンネの日記」破損に関与か、被害書店侵入容疑で男逮捕
2014年3月13日11:25
東京都内の図書館や書店で、『アンネの日記』などの本、３００冊以上が破られた事件にからみ、警視庁は、被害にあった書店に侵入して貼り紙をしたとして、３０代の男を逮捕しました。男は一連の事件への関与を認めるような供述をしているということです。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、東京都内に住む３０代の無職の男です。警視庁によりますと、男は先月１９日と２２日、豊島区南池袋の大型書店に不法に侵入した疑いが持たれています。
その際、男は書店の本棚に『アシスタントとゴーストライターは違います』などと手書きした紙を数枚、貼っていて、店内の防犯カメラの解析から、男の関与が浮上したということです。この書店では先月２１日、『アンネの日記』２冊が破られているのが見つかっていました。
『アンネの日記』や、その関連する本をめぐっては、東京都内の５つの区、３つの市にある３８の図書館で、あわせて３００冊以上が破かれているのが見つかっていたことから、警視庁は連続器物損壊事件として捜査していました。
取り調べに対し、男は図書館で『アンネの日記』を破ったことを認めるような供述をする一方、意味不明な内容も供述しているということです。
警視庁は慎重に裏付け捜査を進めるとともに、刑事責任能力の有無についても調べています。
参照元 ： TBSニュース
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