09年の暴動で兵士152人に死刑判決 バングラデシュ

2013.11.06 Wed posted at 10:52 JST

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バングラデシュ・ダッカ(CNN) バングラデシュで2009年に起きた国境警備兵の暴動で、首都ダッカの裁判所は5日、殺人や強姦、放火などの罪に問われた兵士152人に対して死刑判決を言い渡した。

暴動は2009年2月、ダッカにある国境警備隊の本部で発生。数千人の兵士が待遇改善などを要求して2日間にわたって本部に立てこもり、陸軍兵57人を含む74人を殺害したとされる。当時の国境警備隊トップとその妻も犠牲になった。

この事件で民間人23人を含む850人が訴追されたが、4人は拘置所で死亡。残る846人にこの日、判決が言い渡された。民間人2人を含む161人は終身刑、262人は禁錮3〜10年の判決を受けた。

一方、271人には無罪が言い渡されたが、検察側はこれを不服として控訴の構えを見せている。また、有罪を宣告された被告側の弁護士も同日、不当な判決だとして控訴する意向を表明した。


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