テロと断定、ウイグル族5人拘束 車中からガソリン容器

2013.10.30 20:11

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【北京=川越一】中国国営新華社通信によると、北京市公安当局は30日、北京中心部の天安門前で起きた車両突入事件を「テロ事件」と断定し、ウイグル族の容疑者5人を拘束した。中国中央テレビ(英語版)は、天安門に突入、炎上した車両の中から、ガソリン容器や鉄の棒、宗教的スローガンが記された旗が見つかったと伝えた。

拘束された容疑者の氏名や性別などは不明だが、公安当局が同日までに、写真付きで手配書を配布した8人の容疑者の一部とみられる。炎上した車に乗っていた実行犯は、ウイグル族の「ウスメン・ハサン」とその妻、母親と断定された。同市公安局報道官は、3人が衝突後、自らガソリンに火をつけて自殺したと説明している。

同日、中国版ツイッター「微博」に「天安門嫌疑人」とのタイトルで投稿された手配書には、新疆ウイグル自治区出身の8人が容疑者として掲載されていた。それぞれに附記された身分証番号から、8人中4人が女性であることが判明。うち2人は丸刈り姿の写真が掲載されていた。70歳の高齢女性も含まれており、車中で死亡した母親の可能性もある。

これまで、容疑者を7人とするものや、漢族が含まれているものなど、数種類の手配書が流布されていた。海外のウイグル人組織幹部は「容疑者は住所も年齢もバラバラで、同じグループとは思えない。この事件をきっかけに、ウイグル族の弾圧を強化している可能性がある」と指摘した。

参照元 : 産経ニュース


ウイグル族5人を拘束=「テロ」断定、死亡3人は家族−天安門突入炎上事件・中国

2013/10/30-21:19
 
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【北京時事】中国北京市の中心部・天安門前に小型四輪駆動車が突入し、炎上した事件で、北京市公安局(警察)は30日、車に乗って死亡した実行犯3人をウイグル族家族と特定するとともに、ウイグル族の共犯5人を拘束したと発表した。公安局は炎上後の車内からガソリンや刃物、鉄の棒などの凶器、宗教的なスローガンを記した旗を発見。事件をウイグル独立派による組織的かつ計画的な「テロ」と断定した。

習近平指導部は、11月9〜12日に開催される共産党の重要会議・第18期中央委員会第3回総会(3中総会)を控え、迅速な捜査を展開。ただ政治の中枢である天安門を標的にした自爆テロに対し、指導部は衝撃を受けており、ウイグル独立派への弾圧を強め、社会の安定確保に全力を挙げる方針だ。

天安門前に突入した新疆ウイグル自治区ナンバーの車に乗っていたのは、ウイグル族のウスマン・ハサン容疑者とその妻、母親の家族3人。車は28日正午ごろ、天安門前と天安門広場の間を走るメーンストリート「長安街」に沿う歩道に進入した後、猛スピードで故意に観光客らをはね、2人を死亡、40人を負傷させた。負傷者には上海在住の日本人男性1人も含まれる。

車はその後、毛沢東の巨大肖像画下にある「金水橋」の欄干に衝突。車内でガソリンに火をつけ自爆し、死亡した。拘束した5人を含む容疑者8人は新疆ウイグル自治区出身とされ、公安局の発表した名前からウイグル族とみられる。

参照元 : 時事ドットコム


ウイグル族以外に漢族?“天安門突入”資料を入手

2013/10/30 18:01

天安門の前の歩道に車が突っ込み、40人以上が死傷した事件で、容疑者につながる情報が少しずつ明らかになってきました。

(冨坂範明記者報告)
北京市の警察当局は事件発生以降、ホテルや自動車修理工場などに、容疑者とされる人物や車両の情報を一斉に送信し、捜査に協力を求めています。テレビ朝日が手に入れた資料では、8人のウイグル族の情報のほかに、漢族らしき人物の名前も1人入っていました。また、容疑者の年齢も20代から70代までと幅広く、事件が組織的なものだった可能性もうかがわせます。

さらに、あるホテルでは、警察主催の緊急会議が開かれたという情報もあり、当局がいかに事件を重視しているかが分かります。その一方で、国営メディアなどでは、事件の続報はほとんど報道されていません。今回の事件は、習近平国家主席が思想的に重視している毛沢東氏の肖像画の目の前で起きました。そのダメージを最小限にしたい指導部の思惑が表れています。




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