逮捕の男性を不起訴処分=バー店長転落死、事故か—大阪地検
2013年8月14日 21:00
大阪市北区の雑居ビルでガールズバー店長(29)が階段から転落死した事件で、大阪地検は14日、殺人などの疑いで勾留していた客の会社員土田英次さん(35)について不起訴処分とし、釈放した。地検は理由を明らかにしていないが、弁護人は嫌疑不十分だったと明らかにし、「ドアを開けたはずみに一緒に転落した事故だった」との見解を表明した。
土田さんは7月23日夜、店長を階段から転落させた上で足蹴(あしげ)にしたとして、翌24日に殺人未遂容疑で大阪府警曽根崎署に逮捕された。店長は今月1日に死亡したため、同署と地検が殺人容疑に切り替えて調べていた。
弁護人の三上孝孜弁護士らによると、土田さんは飲食代4900円の請求に対し、所持金が3379円しかなかった。店長には残りを皿洗いで返済すると告げたが、殴る蹴るの暴行を加えられて携帯電話や財布を奪われそうになり、逃げようとした際につかまれて一緒に階段から転落したという。
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