福島第一原発でまた汚染水漏れ、海に流出か

2013年10月03日16:03
 
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また新たな汚染水漏れが見つかったというニュースです。福島第一原発でタンクから高濃度の汚染水が漏れていたことがわかりました。一部は海に漏れ出たとみられますが、原因について、東京電力は「傾いたタンクにギリギリまで水を貯めすぎたため」としています。

「また新たに漏えいが生じたことを報告しなくてはならないことを大変申し訳なく、おわび申し上げます」(東京電力の会見)

福島第一原発で汚染水をためるタンクからまた新たな水漏れが見つかりました。東京電力によりますと、2日、台風の接近に備え、タンクの周りにたまった雨水をタンクに移していたところ、天板から水滴が垂れているのに夜になってから気がついたということです。水滴は点検用の足場を伝って、堰の外側にも垂れていて、側溝を通じて海に流れ出た可能性があります。

「側溝から海に出ていると考えています」(東京電力の会見)

漏れた水には1リットルあたり最大58万ベクレルの放射性物質が含まれ、およそ430リットルが外に漏れ出たと見られています。山側から海側に傾斜した土地に5つのタンクがつながれた形で置いてあり、ギリギリまで水を入れようとしたところ、一番海側のタンクの端から水があふれたということです。水位を管理する「水位計」は、いちばん山側のタンクにしか設置されていませんでした。

「現在タンクがかなりひっ迫している中で、せき内の水をくみ上げなくてはいけない。ギリギリを狙いすぎたのが反省点」(東京電力の会見)

相次ぐトラブルに福島の漁業関係者は・・・

「『困りましたね』としか言いようがない」(福島・いわき市の漁業者)
「総理大臣が国際的な場でかっこいいことを言ったって、現実的には福島の話じゃないですか。試験操業をしても(捕れた魚を)誰も買わない」(福島・いわき市の漁業者)

「実際に漏れているわけですから、対応策が十分だったとは思っていません。一切漏れてはならないことですから」(菅義偉官房長官)
 
Q.“状況はコントロールされている、全く問題ない”という政府の認識は変わらない?
「全体としてはコントロールできているというふうに思っています」

参照元 : TBSニュース