パチンコ店が直接換金、容疑の経営者親子を逮捕

2013年10月01日11:37
 
news2019556_6

東京・文京区のパチンコ店が、景品交換所を通さずに客が持つメダルを直接、換金したり、特殊景品を買い取ったりしたとして摘発され、経営者の親子3人が警視庁に逮捕されました。

風適法違反の疑いで逮捕されたのは、文京区のパチンコ店『平洋』の経営者、栗原徹容疑者(64)と、店長で長男の弘和容疑者(33)らあわせて3人です。

警視庁によりますと、栗原容疑者らは今年6月から7月にかけて、パチンコ店の店内で男性客が持つメダルを直接、現金に換金したり、客にいったん提供した特殊景品を買い取ったりした疑いが持たれています。

風適法では、パチンコ店は客から直接、特殊景品を買い取ったり、換金したりすることが禁止されていて、本来は経営が異なる交換所が買い取りや換金することになっています。交換所や景品問屋を通して取引するには、手数料や資金が必要ですが、栗原容疑者らは、去年7月以降、直接、換金するようになったとみられています。

栗原容疑者らは取り調べに対し、いずれも容疑を認めたうえで、「資金繰りが間に合わなかったのでやった」と供述しているということです。


人気ブログランキングへ