「撮影失敗し取り繕おうと」共同通信記者を解雇

2013年9月28日07時10分
 
Shiodome_Media_Tower

共同通信社が、プロ野球の本塁打の写真として、同じ選手の別打席の写真を配信した問題で、同社は27日、別打席の写真を本塁打に偽装した男性記者(28)を懲戒解雇とした。

大阪支社写真映像部長ら上司9人に出勤停止や減給、戒告の処分を行い、福山正喜社長ら役員3人は報酬減額とした。また偽装写真は、すでに判明している3枚を含め計7枚だったことも明らかにした。

同社によると、男性記者は2007年に入社後、間もなく、アマチュア野球2試合で写真2枚を本塁打に偽装。その後、10年9月〜今年7月に行われたプロ野球5試合でも5枚を偽装した。男性記者は「撮影に失敗して取り繕おうとした。違う打席の写真を出しても気づかれないと思った」などと説明したという。


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