タンクから漏れた汚染水が地下水まで到達か

2013年9月05日21:01
 
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福島第一原発で、タンクから高濃度の汚染水が漏れ海に流出したとみられる問題で、東京電力は、漏れた汚染水が土壌に染み込み、地下水に到達した可能性があると発表しました。

福島第一原発では先月、地上のタンクから高濃度の汚染水300トン以上が漏れ、一部が海に流出したとみられています。

地下水への影響を調べていた東京電力は、漏れたタンク付近で地下7メートルの水を分析したところ、1リットルあたり650ベクレルの放射性物質が検出されたと発表しました。東京電力は、雨水などで薄まった汚染水が土壌に染み込み、地下水に達した可能性があるとみて、汚染範囲の特定を進めています。

今回、地下水の汚染が見つかったことで、地下水を汚染される前に原子炉建屋の手前で汲み上げる「地下水バイパス計画」に影響が出てくる可能性もあります。








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