レバノンで車爆弾爆発、18人死亡280人負傷
2013年8月16日 07:17
レバノンの首都・ベイルートで車爆弾が爆発し、18人が死亡しました。シリア情勢との関連が指摘されています。15日、ベイルート南部で車爆弾が爆発し、AP通信によりますと、少なくとも18人が死亡、280人が負傷しました。爆発が起きた地域は、イスラム教シーア派組織のヒズボラが支配する地域です。
ヒズボラは隣国・シリアのアサド政権を支援するために戦闘員を送り込んでいて、ここ数か月のシリア政府軍の巻き返しはヒズボラの力も大きいとみられています。これと比例するように、ヒズボラの支配地域を狙った攻撃が頻発、シリアの反体制派のうち、スンニ派のイスラム過激派武装勢力や、これと連動するレバノン国内のスンニ派勢力の関与が指摘されていて、今回の爆発もその一環とみられています。
シリア情勢のレバノンへの波及はますます深刻化しています。
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