韓国で性犯罪厳罰化、親告罪規定撤廃

2013年6月19日09:43

韓国で性犯罪に対する処罰が強化されました。親告罪の規定を外し、被害者の告訴がなくても起訴することができるほか、13歳未満への性犯罪については時効が完全撤廃されます。 韓国で処罰が強化されたのは強姦や強制わいせつなどの性犯罪に関連する6つの法律で、19日から施行されます。

性犯罪に対してはこれまで、日本と同様、被害者の告訴がなければ起訴できない「親告罪」が適用されていました。しかし、示談や告訴取り下げの強要など二次被害が問題となっていたため、親告罪の規定を撤廃し、被害者の告訴がなくても起訴が可能となりました。

また、被害にあったことを打ち明けにくい13歳未満の子どもや障害者が被害にあった場合は、強制わいせつを含む全ての性犯罪について時効が撤廃されます。 韓国では去年1年間におよそ2万3000件の性犯罪の事件が発生し、うち1000件余りは被害者が13歳未満の子どもとなるなど、社会問題化しています。

ソース :
TBSニュース



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