LINEで「俺は組員だ」 女子中生とみだらな行為 男2人を逮捕

2013.5.28 14:02

スマートフォン(高機能携帯電話)で無料でメッセージや動画の交換ができるアプリ「LINE(ライン)」で出会った女子中学生とみだらな行為をしたとして、京都府警少年課は児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で、兵庫県丹波市氷上町の無職、藪内将貴容疑者(21)を、同県青少年愛護条例違反容疑で同市柏原町の会社員、藤原翔平容疑者(22)を逮捕した。

府警によると、藪内容疑者と藤原容疑者は友人同士。藪内容疑者はLINEで「俺は暴力団組員だ」などとうそをついて、女子生徒に会うように迫っていたとみられるという。

藪内容疑者の逮捕容疑は4月13日、京都府福知山市の公園内に止めた乗用車内で、LINEで知り合った府内の当時中学3年の女子生徒(15)とみだらな行為をしたとしている。藤原容疑者の逮捕容疑は3月30日、自宅で、藪内容疑者に紹介された同じ女子生徒とみだらな行為をしたとしている。

参照元 : 産経ニュースWEST


狙われる少女 でもLINE「手放せない」

2013.5.9 09:43

スマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリ「LINE(ライン)」で本当に異性と知り合うことが簡単にできるのか。記者が掲示板に書き込まれていた複数のIDを検索してメッセージを送ったところ、数人から返信が寄せられた。中には、その後のやり取りで「話し相手が欲しかった。ラインが手放せない」と打ち明ける少女もいた。

掲示板の一つに「暇なので誰か絡んでー」と書き込んでいた人物にメッセージを送信。「あたし、17歳ですけど大丈夫ですか?」と返信が来たのはわずか数分後だった。少女は神奈川県に住む高校2年生。話し相手が欲しいという動機で、友人にやり方を教えてもらい、掲示板に自分のIDを掲載したという。

ところが、その直後、男性からのメッセージが殺到。これまでに約20人の男性から連絡があったが、面識がないのに交際を求めたり、執拗(しつよう)に性的な話題を振ってきたりするような内容だったと明かす。

そんな思いをしても、少女たちの世代にラインは手放せず、顔も知らない異性と会いに行く友人も多いという。記者は少女に「事件に巻き込まれないように」と注意を促したが、やがてメッセージは途絶えた。

参照元 : 産経ニュースWEST


性被害、呼び出し現金強奪…LINEの闇

2013.5.9 09:38

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無料で通話やメッセージ交換ができ、若者の間で急速に普及しているスマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリ「LINE(ライン)」の利用者が現金を脅し取られたり、言葉巧みに呼び出された少女が性犯罪の被害を受けたりする事件が相次いでいる。最近では無料ゲームサイトが出会い系サイトのような使われ方をしたが、規制が強化されたため、代わってラインの悪用が増えたとみられる。

ラインはお互いの携帯電話を登録した知人同士しか利用できないが、利用者のIDが分かれば連絡を取り合うことが可能。昨年からこの機能を悪用して、出会い系サイトのような使われ方をし始めた。具体的には、インターネットの匿名掲示板に、自らの英数字のIDとともに、「彼氏募集中」などと異性との出会いを求める内容を投稿。閲覧者がラインの検索機能を使ってこのIDを検索し、通話やメッセージを送る仕組みだ。

捜査関係者によると、昨年後半から、ラインを通じて連絡を取り合った人が犯罪に巻き込まれるケースが続出。特に少女が性犯罪の被害に遭う例が目立っている。ラインを提供するネットサービス会社「LINE」(東京)も一部の端末でID検索機能をなくし、掲示板も定期的に監視。IDの掲載が見つかれば、掲示板運営会社に削除を要請するなどして対応しているが、際限なく更新される掲示板に対処する手立ては難しいのが現状だ。

最近では、会員制交流サイトのミクシィやグリーなどの無料ゲームサイトでのトラブルが問題になったが、いずれも規制を強化。グリーは利用者がサイト内で送受信するメールに電話番号などが含まれている場合は配信を止めるなど、対応を徹底している。

ITジャーナリストの三上洋さんは「サイト内で連絡を取るミクシィやグリーと異なり、別の掲示板が媒介するラインは運営会社の監視も眼界がある」と指摘した上で、「日常生活に浸透しているラインを禁止するのは非現実的。学校や地域で、犯罪被害を受けた実例を交えながら正しい使用法を指導するのが望ましい」と話している。

参照元 : 産経ニュースWEST