中国の地溝油を収集して食用油を加工する人

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マンホールの蓋を開け、下水道内の黒く濁り、赤みを帯びたのり状の物体を掻き出す役割の者がおり、毎日一人当たり桶4杯くらいを収集する。それを一昼夜かけて濾過した後、-加熱、沈殿、分離など複数の工程を経て、再生食用油に仕上げる。

悪臭を放っていた物質は、これでほとんど無臭になるという。ただし新品の食用油に比較すれば、その色はどす-黒く一目で判別できる。何東平教授によると、1トンの地溝油にかかる費用は、300元前後で、販売価格は通常のサラダ油の半額程度という。これらは、メーカー、生産者、生-産日の3つがないため、中国では「三無商品(さんむしょうひん)」と呼ばれ、多くの需要がある。



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