2018.07.14
2018年6月7日から4日間、イタリアのトリノでビルダーバーグ会議が開催された。世界を実質的に操る白人リーダーたちの年1回の秘密会議である。そのビルダーバーグ会議の131人の出席メンバーの中に、今年95歳になるヘンリー・キッシンジャーの名前があったことがさまざまな憶測を呼んでいる。
ヘンリー・キッシンジャーはもともとロックフェラー家おかかえの政治学者で、ホワイトハウスに送り込まれアメリカ合衆国のニクソン政権とフォード政権を実質的に操った黒幕である。ベトナム戦争の拡大、米ソ冷戦を利用した軍拡、中東戦争を利用したオイルショックなどを裏から糸をひいていたとされる。
すでに一線を退きオイルビジネスや武器ビジネスの顧問として悠々自適の生活を送っているはずのキッシンジャーがなぜ「影のサミット」と呼ばれるビルダーバーグ会議の表舞台に登場したのか?
ビルダーバーグ会議はそもそも「白人の支配層」に限定した秘密会議であり、その情報は容易には外には漏れてこない。とはいえオイルビジネス、金融ビジネス、政治や国防に関する研究所などビルダーバーグ会議傘下にある機関の中枢で働いている幹部には部分的にその内容がおりてくる。
「まだわからないところは多いが、過去の例からみるとこういうことではないか?」とあるイギリスの機関に勤める知人がビルダーバーグ会議の概要を話してくれた。彼によるとビルダーバーグ会議2018は公開されている12のアジェンダ(議題)とは別のくくりで、3種類の集まりに分けられるらしい。
その3種類の集まりとはブリーフィング(情報の共有)、ディスカッション(方針にまつわる議論)、オーダー(世界新秩序としての方針の伝達)に分けられるという。
たとえばアジェンダの中の「人工知能」や「量子コンピュータ」に関連してイギリスのディープマインド社のCEOデミス・ハサビスが招へいされていることが注目されているが、彼は基本的にブリーフィング要員である。他に米カリフォルニア州から招かれているコンピューティング、ロボティクス、遺伝子工学、胚細胞の権威も同様の位置づけだそうだ。
同じく「中間選挙前のアメリカ」「ロシア」「サウジアラビアとイラン」「ヨーロッパのポピュリズム」といったアジェンダに関しても、政治学者や宗教学者、政府系シンクタンクの研究員などはブリーフィングの位置づけで参加を求められる。
一方でディスカッションの中心となるのは保守派としてのオイルビジネスやマネービジネスの大物たちである。「不平等への取り組み」「労働の未来」「自由貿易」「ポスト真実の世界」などのアジェンダについて、大人数が参加するカンファレンスとは別に、少人数でのディスカッションが開催される。
そのアジェンダはそれぞれ「影のサミット」にふさわしく論じられる。ご存知のように「不平等をどのように維持・拡大していくか?」「人工知能時代にどのように労働者から搾取を行うべきか?」「貿易をどうコントロールしていくか?」がディスカッションの論点になるのだ。
そして会議の終盤では巧妙に抽出された「招待客の中の招待客」だけが招かれる秘密会議の中の秘密会議が開催される。これが新世界秩序からのオーダー(命令)が下される場所である。残念ながら「その招待客には選ばれなかったブリーフィング要員」である多くのビルダーバーグ会議の過去の出席者にはその詳細はわからない。
さて今回の問題はキッシンジャー博士がどの役割で招へいされたかである。可能性は3つあるという。
●1、ひとつは「ヨーロッパのポピュリズム」「サウジアラビアとイラン」「ロシア」といったやや混迷した政治問題に関して、歴史的な観点からブリーフィングを行うと言う役割である。表面で起こっている紛争や争いを裏の文脈で整理するキッシンジャーの手腕に期待した役割である。
●2、ふたつ目は、ディスカッションの方向性をコントロールする重石としての役割である。技術進化や政治、宗教の問題が混迷する中でビルダーバーグ会議の議論がねじれることが危惧される。どのような変化があったとしても新世界秩序の中枢にとっての方向性がぶれないようにするためには重鎮の役割が重要なのである。
●3、そしてみっつ目にキッシンジャーからの「最後のオーダー」が行われたのではないかという見方がある。実はキッシンジャーは死の直前に自らを人工凍結することを決めているという。今後、生命維持状態になった段階で24時間以内に血液を特殊なアルコール成分の人工血液に入れ替えて冷凍人間として保存されるのだ。
新世界秩序の中心人物の何人かはこのようにいったん凍結された後に、未来の技術でよみがえり若返ったうえでさらに世界のコントロールに関わることを想定している。そのために自分が凍結されている五十年から百年ほどの期間の世界の統治方針を伝えておく必要があった。だからこのタイミングでビルダーバーグ会議という表舞台にキッシンジャーが登場する必要があったのではないかというのが一番大きな可能性だというのである。
(文/須垣泰樹)
参照元 : TOCANA
第2回 世界を操る影のサミット、ビルダーバーグ会議 https://t.co/EaATO5UrU5
— JB (@jpbikin) 2018年7月14日
フリーメーソンやバチカン ビルダーバーグ会議などよりも もっと恐ろしい真の秘密結社だ その中のメンバー プロフェッサーJと呼ばれている女が あなたのお父さんに協力を断られて殺した
— ユダ (@JUDAH_SPEC) 2018年7月13日
続》ジェームズ・コルベット「今まで、ビルダーバーグ会議から出て来る情報は、必ずといっていいほど現実になった。長年、ビルダーバーグ会議を観察している人によれば、この会議は、有望な政治リーダーを吟味する場として使われてきたということだ。」
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) 2018年6月26日
まあそういうこと。備えあれば憂いなし。
やっぱり!闇の政府ビルダーバーグ会議でもトランプの対処におおわらわ!〜トランプ大統領はG7首脳会議の後、「偽りの声明」を出す弱腰で不正直なトルドー首相を再び攻撃し、関税障壁の緩和を求めるサミットの共同声明の支持を拒否https://t.co/Rqwo1ZLJRW
— 服部順治(脱戦争/脱原発) (@JunjiHattori) 2018年6月10日
闇の統一政府https://t.co/xB7NUVsH6b pic.twitter.com/sHojdJGxZ9
AOUなので…
— こりす( Θωθ) (@korisu_chang) 2018年4月7日
ユリシーズ・クロウはオランダ生まれのベルギー人で、元「インテリジェンス」という犯罪組織のメンバー。
19世紀にはクロウの曾祖父がワカンダで当時のブラックパンサーに殺されている。
また、過去ビルダーバーグ会議に出席していたティ・チャカ王を暗殺しようとしていたが失敗。 pic.twitter.com/imtqrA9qS0